2匹の黒い犬だろうか?

1枚の毛布の上に、フェンスを隔てて寝転んでいる写真が話題になっている。

互いに見知らぬ犬同士

「何でわざわざ柵越しに?」とか、「どうせなら一緒に寝ればいいのに…」なんていう疑問が湧いてくる。

しかし、2匹は同じ家の飼い犬ではない赤の他人(犬)。そもそも同じ寝床で寝ることができないのだ。

ではなぜ、1枚の毛布を分け合うような形で寝ているのか?

人間顔負けの思いやり

そこには、人間顔負けの思いやりと友情に満ちたストーリーが隠れていた。

2匹が目撃されたのはブラジルのイヴォチという街。フェンスの内側で飼われているのは、この家の「ラナ」という子犬だ。

南半球のブラジルでは、今の季節は冬。

寒いので、飼い主は夜寝る前にラナに毛布をかけてあげたそう。

翌朝に様子を見に行くと、ラナはフェンス越しにその毛布を、最近姿を現すようになった迷い犬と分け合い、暖を取っていたのだ。

4万4000人がリアクション

前の晩、ラナが毛布をかけられて眠ったのは犬小屋の中。

ということは、ラナはわざわざ毛布を小屋から引っ張り出して、フェンス越しに相手の犬に差し出したことになる。

飼い主のSuelen Schaumloeffelさんは、この時の光景を自身のFacebookに投稿。

投稿の最後にはこう綴られている。

犬でさえ、こんなに相手を思いやり、理性的に振る舞えるのです。

私たち人間が、見て見ぬ振りをすることは許されませんよね。どうしたってなかったことにはできませんから。

「何にも考えていない」と思われがちな彼らに、私たちは教えられたのです。

人間らしさについて考え直す機会を与えてくれた彼らに感謝します。

同投稿には4万4000人が「いいね!」などし、シェア数も2万5000件を超え話題に。

「なんて素敵な話」「ラナにはハートがある」「こういう人でありたいと思います」といったコメントが相次いだ。

「ラナから寛大な心を学んだ」と話すSuelenさんは、何とかこの迷い犬の飼い主を探し出してあげたい考えている。