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どんなパワートレイン? コスワースV12搭載

AUTOCAR独占のヴァルキリー取材、第3弾はパワートレインに関する情報だ。

ヴァルキリーのメカニカルパッケージは、ほとんどが確定しているという。


・コスワース製6.5ℓ自然吸気V12ミドシップエンジン
最高出力:912ps以上


これにハイブリッドパワー(回生エネルギーによりエンジンをアシスト)をくわえることで、開発テストにおいて1145psを発生したという。
 

1kgあたり1ps ニューエイの目標値

今回の取材では、車重は1000kg +αと語られている。このことから、ニューエイが度々口にするパワー・トゥ・ウェイト・レシオの目標値「1ps/kg」は達成される見込みだ。


V12エンジンのパワーは、パドルシフト付きリカルド製7速ギアボックスを介して、後輪に届けられる。ホイールは、センターロック式のマグネシウム製だ。


また、エグゾーストパイプは、ボディ上面に向かって設置される所謂ル・マン・スタイルである。
 

2タイプのヴァルキリー その違いは?

アストン マーティンによると、ヴァルキリーには
・公道仕様
・サーキット仕様
の2種類が存在し、外観は似ているものの、中身には「大きな違い」があるという。


その違いは、主に車両重量とエアロダイナミクスに関わる部分のようだ。(ボディストラクチャは、2車種ともにヴァルキリー専用のマルチマティック製カーボンファイバータブ)。


ただしサスペンションに関する情報は、これまでのところほとんど明かされることはなく、レース志向のダブルウイッシュボーン方式になると予想される。
 

エイドリアン・ニューエイ 腕の見せ所

大きなチャレンジとなるのは、最高速度では強烈なダウンフォースを生むヴァルキリーに、低速域では公道走行にふさわしい快適性を与えることだ。


この点についてエイドリアン・ニューエイは、「このクルマを、ピュアで、シンプルで、軽量なモデルにしたいと考えています。われわれが取り組むヴァルキリーの開発は、パフォーマンスだけではなく、快適性も重要な要素なのです」とAUTOCARに語っている。


アストン マーティン・ヴァルキリー。このモデルの開発は、ニューエイにとって最大のチャレンジになることだろう。