『夜明け告げるルーのうた』より
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 文化庁から、文化活動に優れた成果を示し、文化の振興または日本文化の海外発信・国際文化交流に貢献した人物に贈られる文化庁長官表彰の被表彰者が発表され、文化庁長官表彰(国際芸術部門)の対象者に『夜明け告げるルーのうた』の湯浅政明監督と、『この世界の片隅に』の片渕須直監督が選出されたことが明らかになった。

 文化庁長官表彰の国際芸術部門は、2007年に設立。芸術各分野において国際的に活躍し、特に顕著な成果をあげた個人に対し、文化庁長官が表彰する賞として設けられた。アニメーション監督が表彰されるのは、短編アニメーション『つみきのいえ』で第81回アカデミー賞短編アニメ賞に輝いた加藤久仁生監督(2009年表彰)以来、8年ぶりとなる。

 表彰式は19日に文化庁長官室にて行われ、表彰状と賞牌が贈呈される予定。

 両監督は、国外でも高く評価され、6月にフランスで開催された世界四大アニメーション映画祭の一つ、「アヌシー国際アニメーション映画祭2017」では2作品とも長編部門で賞を受賞。湯浅監督の『夜明け告げるルーのうた』は長編部門の最高賞・クリスタル賞(高畑勲監督『平成狸合戦ぽんぽこ』以来22年ぶり)、片渕監督の『この世界の片隅に』は審査員賞に輝いていた。(編集部・井本早紀)