お茶に睡眠導入剤を混ぜて飲ませ、同僚に交通事故を起こさせ殺害しようとしたとして、千葉県印西市の老人ホームの准看護師、波田野愛子容疑者(71)が殺人未遂の疑いできのう11日(2017年7月)、逮捕された。このホームでは他の職員も眠気やめまいの症状を訴えていた。一体、何があったのか。

事故にあったのは同僚の女性(69)と夫(71)。今年(2017年)5月15日、夫の車で帰宅中に対向車と衝突、女性は全治1カ月の重傷、夫も軽傷を負った。

老人ホームの寺田洋介施設長によると、2人はその日の昼過ぎに波田野容疑者にお茶を勧められ、しばらくウトウトして午後5時ごろに車に乗り事故を起こした。

同僚は今年4月から11回も急な眠気やめまいを起こしていたが、薬を管理していた波田野容疑者から「体調が悪い時は、水分をとるように」と水分をしきりに勧められていたという。

5人相次いで体調不良に

実はこのホームでは13人の職員のうち同僚も含め5人が相次いで体調不良を訴えていた。30代女性職員は先月(2017年6月)、波田野容疑者が自分の飲み物に何かを入れているのに気付き、警察に届けたところ、睡眠導入剤が検出され傷害容疑で逮捕された。

司会の加藤浩次「容疑者は催眠導入剤を混入していることは認めているんですよね」

飯田泰之(明治大学准教授)「でも、誰かを特定して狙ったとも思われない。動機がわかりませんね」

加藤「5人が何回も体調不調を訴えていたのに。もっと以前にわからなかったのか」

現場を取材したリポーターの阿部祐二「ホームの中の人を疑うという発想がなかったようです」

宮崎哲弥「ふつうに考えるのは愉快犯、あるいは職場に不満があるとか、ストレスがあるとか、はっきりしませんね」

飯田「印西市は住みやすいランキングのトップクラス。老人ホームなどが整っているという点がポイントだったので、真相究明や再発防止をしっかりしてほしいですね」