シリア・ラッカ東部で、武器を運ぶ民兵組織クルド人民防衛部隊(YPG)の戦闘員(2017年6月21日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が「首都」としているシリア北部のラッカ(Raqa)の奪還作戦を行っている民兵組織クルド人民防衛部隊(YPG)は11日、義勇兵として参加していた米国人2人と英国人1人の計3人が死亡したことを明らかにした。ラッカのIS掃討で外国人義勇兵が犠牲となったのは初めてとみられる。

 YPGはウェブサイトに発表した声明で、ラッカの前線で6人が「殉教」し、その中に米国人のロバート・グロート(Robert Grodt)氏とニコラス・ウォーデン(Nicholas Warden)氏、英国人のルーク・ラター(Luke Rutter)氏が含まれていると明かにした。YPGの同日のツイートによるとウォーデン氏とラター氏は5日に、グロート氏は6日に死亡したという。死亡した場所の詳細は公表していない。

 YPGはIS掃討作戦を進めているクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」の主力組織。SDFは2016年11月5日、ラッカ奪還作戦「ユーフラテスの怒り(Wrath of the Euphrates)」を開始。周辺地域での数か月にわたる戦闘の末、6月に初めて市内に進攻した。
【翻訳編集】AFPBB News