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最近ではスチームの脱臭効果や除菌効果が高いことも知られるようになり、シワを伸ばす以外でアイロンを使う人も増えてきている。そんなわけで今回は、人気のスチームアイロンを徹底的に使い込んでみた。



東芝

コードレスアイロン ラ・クー TA-FLW900

実勢価格:1万9440円

【SPEC】本体サイズ:23×11.5×12.4cm タンクの注水量:120ml 付属品:ケース、スタンド 定格消費電力:1420W コードの長さ:約1.4m

かけ面の前方と後方を細くした形状が特徴。かけ面の前端を細くすることでボタン周り等の細部のアイロンがけをしやすくしている。後端はスカートのプリーツなどの細部の仕上げがしやすい直線状のポイントプレスを設けている。また、ステンレスの約3倍の硬度を持った「ボロンコートベース」を採用。傷がつきにくく長持ちするだけでなく、かけ面に熱を加えることで滑りやすくなる。さらに、重心近くを握りやすくし、本体の高さを低くして、ハンドルの位置をかけ面に近づけている。かけ面自体も広く、全方向にアイロンが動かしやすくなっており、手のひらで衣類をなでるような感覚でアイロンがかけられる。

スチームの量



集中ショットはパワフル。ガンコなシワ、厚手の衣類などに集中的にかけられるモードだ。ボタンを押すと大量のスチームが出る。



▲集中ショット

給電タイプなので、数回でスチームが弱くなってしまい、連続使用には向かない。スタンドに置くと、スチームが復活する。



▲全面ショット

シワの伸び



多彩なモードで、洋服の材質やシワに合わせてアイロンがかけられるため、キレイに伸びる。滑りの良さはナンバーワン。スピードが速くなりがちだが、逆にシワをつけないように注意。



プレスアイロンなので、ピシッと折り目もつけられる。アイロンを使用しないときはスタンドに戻し、給電しながらかける必要はあるが、温度は素早く復帰するので短時間で終わった。



かけやすさ



重量を感じることなく、スイスイ進む。本体をそのまま立てかけられないので、衣類の向きを変えたりするときには、台にその都度置かなければならない。



先が尖って飛び出しているので、上からも位置が見やすい。ボタンまわりなど細かい部分にも入り込みやすく、短時間で隅々までキレイにできた。



本体の重さ



衣類スチーマーとして使ってみたが、やはり重い。消臭などの目的で全体にスチームを吹き付けるのは問題ない。シワを伸ばすのはつらかった。



満水時の状態で1295g。重心が低いので、それほど重さを感じない。アイロンとして使うにはほどよい重量感で、ギュッと押しつけなくても、折り目がつく。



オリジナル機能



後端はスカートのプリーツなどの細部の仕上げがしやすい傾斜がある。この傾斜でプリーツスカートなどの仕上げがしやすくなる。



タンク内を抗菌ガラスとプラチナボールで除菌し、タンク内の水アカやスチーム穴の目詰まりを軽減。全体的にお手入れがラク。



操作のしやすさ



ボタンは親指で押しやすい上側の位置に2つ並んでいる。右側は霧吹き、左側はショットボタン。ショットボタンはハンドルの内側にあるほうが使いやすい。



3段階の温度設定のほか、ドライ、スチーム、シャワースチームから選ぶことができる。多機能で、素材に合わせてキメ細かくモードを変えられる。



家電プロレビューアー/石井和美の評価





滑りの良さはNo.1。多機能できめ細やかにかけられる

給電式となっており、ヒーターが通電してアイロンのかけ面に熱を蓄え、かけるときにその予熱を利用する。アイロンをかけている間は温度が徐々に下がっていくので、衣類を整えているときやアイロンを使用しないときは、アイロンをスタンドに戻して給電しながら使用する必要はあるが、復帰は早い。滑りの良さは今回試した中で一番良く、素早くプレスできた。ボタンまわりなど細かいところもキレイにかけられる。衣類スチーマーとしては重く感じるが、アイロン用としてはちょうどよい。

石井和美/家電プロレビュアー 白物家電や日用品の製品レビューを得意とするプロレビュアー。Webや雑誌などで多数執筆中。

※『デジモノステーション』2017年6月号より抜粋

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