沖縄県浦添市にある『キャンプ・キンザー』に勤務する5人の海兵隊員。

2017年7月3日、ティエレ伍長、エムス伍長、グッドマン伍長、マルティネス上等兵、ゲバラ・オスナ上等兵の5人は休暇を利用して富士登山を楽しんでいました。

日々、体を鍛えている彼らにとって、富士登山はそれほど困難ではなかったのでしょう。

登頂し、ゆっくりと下山していた時のことです。

先頭を歩いていたティエレ伍長は、倒れている日本人女性を発見します。

出典:@mcipacpao

かたわらには倒れている女性の父親がいました。

女性は高山病で過呼吸になり、高熱を出している状態。すぐに携帯電話で救助を要請しますが、山中であることからそこには車が立ち入ることができません。

すると…。

そこで隊員らはちゅうちょすることなく、持っていた金剛杖二本と着ていたTシャツを脱いで、即席の担架をこしらえました。

(中略)隊員らは彼女を担いで約2キロを素早くかつ安全に下山し、20分足らずで無事7合目から6合目にある安全指導センターに到着しました。

在日米海兵隊 ーより引用

なんと、即席の担架で女性を搬送したのです。

海兵隊員たちの活躍で、すぐに病院へと搬送された女性はその後回復。一命をとりとめました。

救助に当たったエムス伍長は、当時のことを次のように語りました。

「この行動は私たちにとって、しごく自然なことです。私たちは直ぐに、彼女を下山させなければいけないと判断しました。その状況の中で、私たちはとても落ち着いて行動していました」

在日米海兵隊 ーより引用

この迅速かつ勇敢な振る舞いに、多くの称賛の声が寄せられます。

本当にカッコイイ!とっさの時にこそ、その人の本質が現れるものですね。ありがとうございました。同じ日本人として感謝します。素晴らしい行動力。国籍は関係ない…大切なのは人と人とのつながりだと思います。

「相手が誰であるか」ではなく、そこに困っている人がいたから助けたという5人の海兵隊員の行動は本当に素晴らしいものでした。

[文・構成/grape編集部]