北朝鮮で最近、外務省のアフリカ・アラブ・ラテンアメリカ局長を務めていたホ・ヨンボク氏が、外務次官に昇格していたことが分かった。韓国の情報機関、国家情報院(国情院)の徐薫(ソ・フン)院長が11日の国会情報委員会の全体会議で報告した。

北朝鮮外務省ではこれまで、アフリカと中南米およびイスラム諸国については申紅哲(シン・ホンチョル)次官が担当していた。今後、申氏とホ氏の役割分担がどうなるか注目される。

軍需工場など建設

北朝鮮は現在に至るまで、これら地域の国々と親密な関係を維持している。

米紙ワシントン・ポストは10日、北朝鮮が近年、ナミビア、エリトリア、コンゴ、アンゴラ、ウガンダ、セネガル、ジンバブエ、ボツワナ、モザンビーク、ベニンなどとの取引で、莫大な収益を上げてきたと指摘。その中には軍需工場の建設など、国連安全保障理事会による制裁決議の対象となる事業も含まれていると伝えた。

一方、徐氏はこの日の全体会議で、北朝鮮が4日に発射した弾道ミサイルについて、大気圏再突入に成功したかどうかが確認されていないとし、北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)技術をまだ確保できていないとの分析を示した。