プリスコバが23人目の女子世界1位へ、2回戦敗退にもかかわらず [ウィンブルドン]

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 カロリーナ・プリスコバ(チェコ)は「ウィンブルドン」(7月3〜16日)で2回戦負け、また一度もグランドスラム・タイトルを獲っていないにもかかわらず、来週発表されるWTAランキングで1位に浮上することになる。

 25歳のプリスコバは、火曜日のウィンブルドン準々決勝で、現在世界2位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が敗れた瞬間に、世界3位から2つ階段を上がることを保証された。プリスコバは、世界1位の座についた23人目の女子プレーヤーとなる。

 アンジェリック・ケルバー(ドイツ)は、決勝に至った一年後にウィンブルドン4回戦で敗退し、世界1位の座を譲ることになった。ケルバーは最初、昨年9月の全米オープンにおいて、決勝でプリスコバを破って優勝することにより、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を追い抜いて世界1位となった。

 プリスコバは、先月の全仏オープンでキャリア2度目のグランドスラム大会準決勝に進出し、そこでハレプに敗れていた。

 先週、オールイングランド・クラブ(ウィンブルドン)で87位のマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)に3-6 7-5 6-2で敗れたあと、プリスコバは、それでもナンバーワンになり得る可能性について尋ねられた。リバリコバは火曜日に準決勝に駒を進めた。

「私にとって大会は終わってしまった。だからこれから何が起ころうと、それはただ起こるというだけ」とプリスコバは言った。「私は、誰かが負けるよう、あるいは勝つよう、祈ったりはしないわ」

 ランキングは、現時点に先立つ52週からポイントを数える。その間にプリスコバは4つのツアー・タイトルを獲得し、トップ10プレーヤーに対して9勝を挙げていた。彼女はまた2015年以来、ツアーのサービスエース・ランキングで首位に立ってきた。

「彼女はそこ(首位)に至るに値する、と私は感じている。彼女はセレナに次いで、2番目に強力なサービスの持ち主だと思うわ」とハレプは言った。「だから、彼女には『よくやった』と言うわ。彼女は今年、とてもいいプレーをしてきた」。

 ハレプは、もしウィンブルドン準決勝に進出していれば、新世界ナンバーワンになっていたはずだったが、準々決勝でジョハナ・コンタ(イギリス)に7-6(2) 6-7(5) 4-6で敗れてしまった。

 ハレプがあと1試合というところで初の世界1位となり損ねたのは、グランドスラムで2大会連続、ということになる。彼女は全仏オープン決勝で勝っていれば、1位になれるはずだったが、そのときもセットを先取しながら、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)を乗り越えることができなかった。

「もちろん、世界1位になることは私のゴールのひとつよ。でも私は、ここでもう一度チャンスを手にした。もうちょっとだった、と言えると思うの」と火曜日、ハレプは言った。「でも、そのことに動揺させられたりはしないわ。なぜって、私のキャリアにはまだまだ先があるんだから。だからたぶん、これからもチャンスはある。私は、もう少しというところだった。これからも、ただ努力を続けるだけよ」。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「ウィンブルドン」(7月3〜16日)終了後に発表されるランキングで世界1位になることが確定したカロリーナ・プリスコバ(チェコ)(写真◎Getty Images)
Photo: LONDON, ENGLAND - JULY 04: Karolina Pliskova of The Czech Republic looks on during a practice session on day two of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at the All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 4, 2017 in London, England. (Photo by Julian Finney/Getty Images)