日本を訪れた中国人観光客がその時の思い出をブログにつづっている。

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日本を訪れた中国人観光客がその時の思い出をブログにつづっている。

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初めて日本に行った時は、にぎやかな大阪に、上品な京都、古風な奈良、そして栄えている東京という、ごくありきたりのコースを巡ったが、2回目は観光客向けのおもてなしよりも、小さな街に行ってこの国のもっとリアルな一面を体感できればと思った。

バスが瀬戸大橋を越えていった。日本の家屋がひしめき合っている様子や、農村の落ち着いた様子が感じられた。歩いている人はあまりいなかった。岡山県はあちこちに桃太郎ゆかりのものがあり、マンホールにも桃太郎のシンボルが使われている。白桃が有名で、桃を使ったさまざまな食べ物がある。必ず食べてみようと思った。ちなみに、日本のフルーツはどれもとても高価だ。後楽園は、水戸の偕楽園と金沢の兼六園とともに日本3大名園に数えられている。記憶にある日本の庭園は中国とも似た雰囲気があるが、後楽園には欧米の庭園の雰囲気もある。

夕飯は日本のネットで見つけた店に行った。予約が必要な5000円のコース(2時間の飲み放題つき)にしたが、どんな料理が出てくるかは知らされず、岡山県特産の新鮮な食材を使うということしかわからなかった。シェフはなんて横暴なんだろう。こんなのは日本だけに違いない。前菜はタコ。とてもおいしく、歯ごたえがよかった。刺し身は厚く切ってあって、新鮮だった。なんという魚かはわからないが、とてもおいしくしつらえてあった。これだけ腕がよければ、少しくらい横暴でも客は納得できるはずだし、文句などひとつも出ない。

桃太郎のからくり博物館はとても面白かった。中にはさまざまなからくりがあって、館員がからくりの仕組みを丁寧に説明していた。なるほどそういうことかと感心させられる。もし倉敷へ遊びに行くなら、ここは絶対にはずせない。名探偵コナンでもここが取り上げられたことがある。倉敷市には古い寺社も多い。私は日本のお寺や神社が大好きだ。神秘的な雰囲気はとても落ち着ける。

宮島の観光スポットは、厳島神社と弥山の山頂が有名だ。弥山の山頂から眺める瀬戸内海の景色は感動してもしきれない。みずみずしい瀬戸内海の青空と雲のもとでは、あらゆる悩みが消えてしまうかのようだ。どんなにいいカメラでもじかに見た景色を収めきれはしない。宮島ロープウエーで獅子岩に行って瀬戸内海を眺めるなら、天気のいい日を選んで山頂に行くといいだろう。

獅子岩から瀬戸内海を眺めた後は、弥山に登った。山頂までは歩いて20分くらいだが、道はやや険しい。途中の寺でしばし休む。山頂には休憩できる場所もあり、涼しい風を受けながら、まるで絵画のような風景を見て弁当を食べると、本当に心が満たされる思いだ。そうそう、宮島のシカは奈良のシカほど凶暴ではなく、とても温和で、人と自然に共存している。宮島はカキもとても有名だ。カキが好きなら、絶対にはずせない。通り沿いにカキを売る店がたくさん並んでいて、カキ飯の専門店もある。

楽しい時間はあっという間に過ぎると言うが、5日間の日本旅行も瞬く間に終わろうとしている。まだまだ遊び足りない。2回目の日本は期待でいっぱいだったが、まったく失望はない。ここは訪れた人を心地よくさせてくれる。ここのすべてが好きだ。日本語がわかれば予約をするなど何かと費用が抑えられそうだということが今回はよくわかり、日本語を勉強しようと思い至った。日本、また会おう。(翻訳・編集/岡田)