ルイ・ヴィトン初のスマートウォッチ「Tambour Horizo​​n」発売。シティガイド機能で「旅」をサポート

ルイ・ヴィトンが初のAndroid Wear2.0スマートウォッチ「Tambour Horizo​​n(タンブールホライゾン」を発表しました。15周年を迎えた腕時計「Tambour」のケースを採用した3モデルをラインナップし、本体部分の税込価格は29万9160円〜36万3960円。別売りで60種類のストラップを用意します。

 

従来、高級ブランドと最新テクノロジーと言うのはあまり相性の良いものではなく、マスを狙って開発されるテクノロジーは高級ブランドと組み合わせたときに安っぽく見えてしまうことがありました。

Tambour Horizo​​nの場合も仕様的にはSnapdragon Wear 2100を採用、390 x 390解像度1.2インチのAMOLEDタッチスクリーン、512MB RAM、4GBストレージなど、ずば抜けた特長を備えるものでもなく、むしろ他のスマートウォッチが搭載している心拍計が非搭載。

とはいえヴィトンの時計を身に着けるような人ならワークアウト用にはなにか別のウェアラブルを持っている、もしくはポンと購入するだろうことを考えれば、無駄なものはいらないということかもしれません。

なお、バッテリー容量は300mAhで、満充電で連続駆動最大22時間。毎日使い続けるなら、寝る前の充電を忘れてはいけません。



Tambour Horizo​​nにはAndroid/iOSに対応する公式アプリ「Louis Vuitton PASS」を用意。電話やメールの着信通知、スケジュール管理、ウォッチフェイスの変更が可能なのは当然として、ルイ・ヴィトンの重要な要素「旅」をサポートするCity Guide機能、やMy Flight機能を搭載。

City Guideはスマートフォン版アプリと連動し最寄りの都市のガイド、ホテルやレストランの検索が可能。My Flightでは利用する予定の空港搭乗口の場所とや遅延情報、到着までの所要時間を表示できます。その他、ストップウォッチ&タイマー機能も備えます。

Tambour Horizo​​nは、3モデルともに42ミリ径。税込価格は「タンブール ホライゾン ブラック」が36万3960円、「タンブール ホライゾン グラフィット」および「タンブール ホライゾン モノグラム」が29万9160円。ストラップは男女各30種類ずつのデザインを揃え3万8000円〜6万1000円。オンラインショップまたは一部直営店で販売します。