【18節のベストイレブン】

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 J1リーグは7月8・9日に18節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
 不調が続き苦しむ浦和は、ホームでこちらも5連敗中の新潟と対戦し、苦しみながらも2-1の逆転勝利を収めた。その浦和から勝利の立役者となった2名を選出した。セカンドボールをよく拾い、試合の流れを変える同点ゴールを挙げた阿部勇樹。そしてなにより、古巣相手にCKから気持ちで押し込む貴重な逆転弾を決めたラファエル・シルバを採点「7」で今節のMVPに選んだ。
 
 川崎からは、こちらも劇的な逆転勝利を演出した2名を選出。後半開始から投入され、巧みな試合コントロールで逆転の口火を切る働きをみせた中村憲剛。落ち着いた守備が光り、先制点も決めた谷口彰悟を選出した。
 
 5連勝中の鹿島がFC東京のホームに乗り込み、2-2の同点で幕を閉じた一戦からは、お互いに2ゴールを挙げたFC東京の橋本拳人と鹿島のペドロ・ジュニオールを選出。中盤の残る1枚には、勝利を呼び寄せる先制点を決めた神戸の三原雅俊を選出した。
 
 DFにはFK2発でチームを救った札幌の福森晃斗、相手のチャンスをことごとく封じ、無失点に貢献した磐田の大井健太郎、プロ初ゴールとなる2点目を決めた鎌田翔雅を選出。GKには前半早々に素晴らしい反応で決定機をストップした横浜の飯倉大樹を選んだ。
【今節のベストイレブン】
GK
21 飯倉大樹(横浜) 6.5
前半早々に決定機をストップすると、その後も見事な反応を披露。華麗なキックフェイントで相手をいなす場面も。クリーンシートを逃したが、MOMに相応しい出来だった。
 
DF
24 福森晃斗(札幌) 6.5
カウンターでオフサイドになり、パスミスでピンチを招くなど精彩を欠いた部分もあったが、見事なFK2発で残留争い直接対決の敗戦を避け、チームを救った。
 
3 大井健太郎(磐田) 6.5
押し込まれても集中を切らさず。スライディングで相手チャンスを潰す守備で魅せた。3試合連続完封にも「まだまだです」と気を引き締める。
 
5 谷口彰悟(川崎) 6.5
30分に原川のシュートをブロックするなど落ち着いた守備が光る。結果的に逆転勝利への口火を切る形となった56分のゴールを大きく評価。
 
5 鎌田翔雅(清水) 6.5
守備のアプローチが非常に早く、1対1でもカバーリングでも大きく貢献。さらに自身のプロ初ゴールとなる2点目を決めた。
 
MF
37 橋本拳人(FC東京) 7
序盤からフルスロットルで攻守両面に絡みながら、非凡な得点力を発揮して2得点の大活躍。精力的な走りでも魅せた。
 
22 阿部勇樹(浦和) 7
 山崎を使うカウンターに神経を使いながら、セカンドボールをよく拾って守備から攻撃に切り替えた。失点時はインターセプトに失敗し、最後も小泉に一歩先に行かれた。ただ、そのミスを取り返すように、CKの流れから流れを変える同点のシュートを叩き込んだ。
 
24 三原雅俊(神戸) 7
勝利を呼び寄せる先制点、渡邉の2点目につながる小川へのクロスなど大活躍。守備では中野をしっかり抑えた。
 
14 中村憲剛(川崎) 6.5
高いボールキープ力で前線の動きを活性化させ、逆転につながるゲームコントロールはさすがだった。
 
FW
7 ペドロ・ジュニオール(鹿島) 7
こぼれ球に素早く反応してヘッドで先制点をゲット。さらに勝点1をもたらす豪快なシュートを叩きこんでみせる。チームを敗戦から救う仕事ぶりを評価して、MOMに選定。
 
THIS WEEK MVP
8 ラファエル・シルバ(浦和) 7
強烈な左足のシュートを放つなど、次第に調子は上がっている様子。CKからのゴールは、一度態勢を崩しながらも、右足でねじ込んだ。古巣相手に臨む初めての一戦、この日、誰よりも特別な思いで臨んでいたのかもしれない。
 
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。