愛犬は何に対して怖がりますか?

散歩中に急に立ち止まるので、犬の視線の先を見ると・・・!せみの脱け殻が怖かったようです^^;

警戒心の強い犬は、裏返せば臆病で怖がりです。怖いものに対してワンワン吠えたり、隠れたり、抱っこを求めたりします。愛犬がそういった行動を起こしたとき、私たち飼い主はどうするべきなのでしょうか?

犬が怖がる代表的なものを4つ例に挙げ、それぞれ安心させる方法を記していきたいと思います。

1.犬が雷を怖がる場合

雷を怖がる犬は多いのではないでしょうか。私の飼い犬、くるる(トイプードル/2才)も雷が鳴ると大騒ぎします。そういうときはご近所のわんちゃんの声も聞こえるので、余計に興奮するのでしょう。

そもそも、なぜ犬は雷を怖がるのかご存知でしょうか?
私は、音が大きく犬が嫌いな高さの音だからだとばかり思っていましたが、理由はそれだけではないようなのです。一説によると、犬が"静電気を嫌う"ためだといわれています。気圧が低くなり体調に悪影響を及ぼしたり、身体に静電気が溜まり不快感を引き起こしたりするのでは、と推測されています。そうだとすれば、遠くで小さく鳴る雷にまで敏感なことにもうなずけます。雨の匂いを嫌う犬が多いのも、同じ理由からです。雷の鳴った次の日は逃げ出す犬が多くなる傾向があるそうなので、注意が必要です。

安心させる方法

さて、雷を怖がる犬を安心させる方法ですが、まずは"雷=それほど怖いものではない"と覚えてもらうことです。大事なのは「同調しないこと」です。怖いと訴える犬に対して、怖いねと同調してはいけません。あくまでも怖くないよと一貫した態度を取る必要があります。飼い主は「安全・安心の確保」をしてあげなければならないのです。おやつを手に、楽しいトレーニングをするのも効果的だとか。

犬が自分のベッドや部屋の隅に隠れたときは、そのまま放っておきましょう。こっちにおいでと言いたくなりますが、そこはぐっとこらえてくださいね。犬自身がここは安全だと思える場所があることは良いことです。

もうひとつ、脱感作療法という方法もあるのでご紹介します。脱感作療法は、雷の音を録音したテープを小さく流し、雷の音に慣れさせるというもの。ただし、これを行っている期間は本物の雷の音を聞かせてはならないため、時期を考える必要があります。

2.犬が男性を怖がる場合

女性は大丈夫なのに、男性だけを怖がる犬がいます。くるるもそう。男性は声も身体も大きく、犬にとったら威圧感があるのでしょうか。くるるを見る限り、男性用の香水や整髪料のきつい匂いも関係している気がします。

安心させる方法

男性だけを怖がるようなら、男性に慣れてもらうことです。
男性に協力してもらって、犬の大好きなおやつをあげてもらいます。男の人は大好きなものをくれる、と覚えてもらうのです。手から食べないときは、手から落としてもらってもかまいません。焦らず、少しずつです。

犬は、生後3ヵ月までに人間の男女100人に会わせるとよいといいます。なかなか大変ですね^^;

3.犬が掃除機を怖がる場合

掃除機を出した途端に始まるワンワン大会には、いつも辟易します。くるるは怖がりながらも、なぜか掃除機にかぶりついてきます(笑)家事のストレスを減らすためにも、掃除機を克服してほしいものです。

安心させる方法

〜歃機をいつも見える場所(リビングなど)に置き、慣れさせる。
→掃除機を特別視させない方法です。

▲院璽犬覆桧多瓦任る場所を作ること。
→掃除機をかけている間はそのケージに布をかけ、見えないようにするのも手です。

K覆┐覆ったら、おやつをあげる
→吠えたときに叱らない、というのも大事なことです。

ぅ灰鵐阿覆匹鮖藩僂掘注意をそらす
→いろんな方法を試した結果、くるるにはこれが一番効果的でした。コングはいろんな場面で使えるので、ひとつ持っていると便利ですよ♪

4.犬がシャワーを怖がる場合

海やプールは好きなのに、その後のシャワーだけを怖がる犬もいると聞きます。シャワーの音が怖いのか、シャンプーが気持ち悪いのか、きっと理由があるはずです。しょっちゅうトリマーさんに頼るわけにはいかないですし、何かしら策を立てたいですね。

安心させる方法

シャワーの音を怖がるようなら、犬の身体にシャワーヘッドを押しあて、「ジャー。」という音が聞こえないようにしてみてください。それでも怖がるようなら、シャワーは使わず洗面器にお湯をためて洗うようにするのもよいかもしれません。

シャンプーを気持ち悪がるようなら、まずは泡を犬の身体に乗せることから始めてみてください。シャンプーを泡立てず直接犬にかけたり、無理に顏を洗ったりしてはいけません。それが犬の恐怖心を煽ることになるからです。

まとめ

怖がる犬を安心させてあげられるのは、お医者さんでもトリマーさんでもありません。私たち飼い主だけなのです。怖がる犬に同調するのではなく、ましてや叱りつけるのではなく、寄り添ってあげればいいのだと思います。何を怖がっているのか理解し、安心させてあげたいものです。

くるるは今、動物病院に慣れるために母とともに頑張っています。毎日病院に出向き、初めは震えるばかりだったくるるも、先日とうとう病院の前でおやつが食べられるようになりました。怖がりだって個性です。しかし、極度の怖がりはかわいそうです。

何が怖いのか。どうして怖いのか。犬が安心できる方法は、まず私たち飼い主がしっかり考えることから生まれる気がします。