ベンゲルがエースの“移籍志願”を完全否定 「契約を尊重することを期待している」

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マンCやバイエルンが獲得に動くサンチェス、指揮官は残留に自信

 アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、バルセロナ時代の恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督の待つマンチェスター・シティ移籍で個人合意に達していると報じられている。

 エース流出危機に瀕しているアーセン・ベンゲル監督だが、エースの移籍志願について「ノーだ」と完全否定。強気な態度を示している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 アーセナルはプレシーズンツアーの一環で、オーストラリアのシドニーに到着。Aリーグオールスターと親善試合が予定されているが、渦中のサンチェスはロシアで行われたコンフェデレーションズカップで決勝まで戦ったため、特別休暇を与えられている。

 今季限りで契約満了になるサンチェスは移籍金ゼロでチームを離れる可能性が出ているが、指揮官は「選手には契約がある。彼らが契約を尊重することを期待している。それこそが我々の求めることだ」と説明。プレミアリーグのライバル、シティのみならず、パリ・サンジェルマン、バイエルンも獲得に乗り出していると報じられているサンチェスについて、移籍志願の事実は「ノー」とベンゲル監督は断言している。

マンCには引き抜かれてきた歴史が…

 シティと年俸などの条件面で合意に達しているとの報道もあるが、ベンゲル監督は「次のシーズンがサンチェスの契約最終年になるかは誰も分からない。なぜなら彼は開幕直後かシーズン中に延長する可能性もあるからだ。だから、アーセナルで最終年になる必要もない」と語っている。

 ベンゲル監督はこれまで潤沢なオイルマネーを誇るシティに、FWエマニュエル・アデバヨール(09年)やMFサミル・ナスリ(11年)、DFバカリ・サニャ(14年)など多くの主力を引き抜かれ続けてきたが、今回はプレミアリーグのライバルにエースを売らないことを宣言。ドイツ代表MFメスト・エジルも契約最終年だが、リヨンから史上最高額の68億円の移籍金で獲得したフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットとエジル、サンチェスという魅惑のトライアングルは実現するのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images