昨年、女子レーサー初のグレードレース制覇(GII川口記念)を成し遂げた佐藤摩弥。その後、最高ハンに出世するも一進一退を繰り返し、ハンデという大きな壁に苦戦を強いられた。
 「最高ハンは厳しいの一言でしたね。川口記念を優勝した直後はエンジンもよくて、最初はやっていけるかなと思ったんですが…ほんの一瞬でした(苦笑)」

 苦戦が続いて、再び10メートル前に。
 「悔しい気持ちもありますが、実際に後ろ(最高ハン)では戦えていないですし、これをチャンスととらえて、エンジンを立て直します」と、悲観はしていない。

 その10メートル前で戦ったGII川口記念では、準決勝3着で連覇の夢は途絶えた。「伸びが足りない。ずっとそこをやってきましたが、伸びが出ませんでした。ヘッドのバルブ交換など大きな整備もしましたが」と、愛車の反応は鈍かった。

 7月13日より、地元GIキューポラ杯が控えている。現状では10メートル前での戦いとなる公算は大きい。元々夏場は苦手というが「キューポラ杯はナイターですから。昨年のキューポラ杯もナイターでしたが、今とはハンデ位置が違います」と、今年は条件がそろっている。
 もちろん、川口記念の時のエンジンでは厳しいが、6月30日からの伊勢崎遠征では、必要であれば大幅な部品交換も施すとの事。

 ハンデチャンスで臨むGI戦。初日からしっかりマークしていきたい。