GoogleがAndroid向けのSambaクライアントアプリを配信開始!

Googleは5日(現地時間)、WindowsやmacOSなどとネットワーク経由でファイルをやり取りできるAndroid向けのSambaクライアントアプリ「Android Samba Client」をリリースしています。現在のバージョンは1.0で、要件はAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)以降となっています。

今までサードパーティーのSambaクライアントアプリであればアプリ配信マーケット「Google Playストア」にいくつかありましたが、とうとうGoogle純正のSambaクライアントアプリがリリースされました。

【恐ろしいくらいにシンプルなデザイン】


Android Samba Clientは現時点では、デザイン自体が恐ろしいくらいにシンプルなものとなっており、立ち上げると接続先を指定するテキストボックスが表示されます。そこで、Share Pathにマウントポイントを入力します(例:\\10.0.1.10\kaga)。

WindowsやmacOSであれば、\\10.0.1.10とサーバーだけ指定してあげれば、共有ディレクトリの一覧を表示してくれるのですが、Android Samba Clientは共有フォルダのパスまで指定しなければ、接続できません。

Share Pathにマウントポイントを記載した後、「MOUNT」ボタンをタップすると、Sambaサーバーへアクセスすることができます。またアクセス制限がかかっている場合は「My file share needs a password」にチェックを入れる必要があります。

【Sambaのためストリーミング配信はできず】


共有フォルダの中身を見てみると、ファイルの一覧が表示されます。


例えば、画像ファイルを選択してあげると内蔵ビューアで表示することが可能です。ただ、中身は単なるSambaクライアントですので、ストリーミング配信などはできません。

そのため、デジカメで撮影した写真であればそこまでストレスを感じずに閲覧できますが、デジカメで撮影した動画ファイルとなると、ファイルサイズが大きくなるため開くまでに非常に長い時間がかかります。

【将来はダウンロードアプリに取り込まれる?】


左上のハンバーガーメニューをタップすると、Google ドライブと似たようなUIが表示されました。ダウンロードアプリでよく見るUIで、まさかと思ってダウンロードアプリを開くと、先ほどマウントしたネットワークパスが表示されました。

どうやら動きを見る限り、Android Samba Clientアプリは、Sambaサーバーへのアクセス機能だけを提供し、ファイラー機能自体はダウンロードアプリに任せているようです。

となると、将来的にはダウンロードアプリに取り込まれるのかなとも思ったのですが、Android Samba Client自体はGPL v3.0ライセンスとなっています。

GPLのコードを使用すると、そのコードはGPL条項に基づいて、GPLで公開しなければならないため、ダウンロードアプリに取り込んだ場合、ダウンロードアプリもGPLで公開する必要がでてきます。それを考えると、ダウンロードアプリに取り込まれることはなさそうな気がします。なかなか難しいですね……。

記事執筆:YUKITO KATO


アプリ名:Android Samba Client
価格:無料
カテゴリ: 仕事効率化
開発者:Marketing @ Google
バージョン:1.0
ANDROID 要件:5.0以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.sambadocumentsprovider





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