これまでグラードバッハにてブンデス1部198試合に出場してきたパトリック・ヘルマン。だがここ2シーズンは、文字通り失われた2年間となってしまった。昨季に限ってみても、11月に外側側副じん帯と靭帯結合部を損傷し、その前には恥骨炎や筋損傷でも離脱。

「本当に難しい時間だったね。この時期はずっと怪我を抱えているという感じだった。状態がよかった時期は珍しいくらいだったよ。」と26歳のウィンガーは振り返っている。

ただ昨季途中まで監督を務めたシューベルト監督が好んで採用していた3-5-2システムでは、あまりマッチしていなかった同選手にとって、ヘッキング監督が採用する4-4-2システムはまさに御誂え向きだ。

「今はいい感覚を覚えているし、もちろんまた定期的にプレーして得点を重ねていくことだよ」とヘルマン。できることなら3年前のように、11得点5アシストをマークしてドイツ代表招集も受けた頃まで状態を戻したいところだが、まずその前に待ち構えているのは激しい定位置争いだ。

ヘルマンは「もちろん定位置争いは激しい。でもそれはサッカーの世界ではつきものだよ。もっと僕たちはフレキシブルにならないと」と意気込みを語った。