休日などはオープン前から大行列ができるディズニーランド。「入り口がもう1つくらいあればいいのに」なんて思うこともありますよね。しかし、無料メルマガ『時間短縮! kaoluのある得大メルマガ!』の著者・kaoluさんによると、入り口が1カ所しかないのには、心理学を知り尽くしたウォルト・ディズニーの譲れない理由があるとのこと。そのワケとは?

ディズニーランドの入り口が1つな理由

広大な敷地の遊園地…。普通はいくつかの出入り口があるのが普通ですよね? ところが15万坪! という広大な敷地のディズニーランドには入り口が1か所しかありません。

なんか不便…。そんな気がしなくもないのですが、これには心理学を知り尽くしたウォルト・ディズニーが譲れなかった深い理由があったの。

映画業界で大成功を収めたディズニーが映画の世界を現実に体験してもらうことを目的にしていたから。映画を途中で見始めたら、話が分かりにくく集中力も持続しにくいですよね? だからこそ、全てのゲストに同じ入り口から入場してもらって綿密に練り上げられた夢の世界に違和感なく入り込んで欲しいという狙いだったの。

しかも比較的日常に近いお土産ショップストリートは入り口近くに、しっかりと配置されており、この空間での体験を楽しんだゲストたちが、最後に、やっぱり商品を購入しておこう! と思い出させることに成功しているのです。

ディズニーランドで販売されている商品は必ずしも利便性に優れたものではないけれど…、思い出の証として、この記憶をずっと脳内にとどめたい…、そんな気持ちがショップの売上を上昇させるわけ。ライブに訪れてお気に入りのアーティストのグッズを買い求めるのにも似ていますよね?

ディズニーランドには人を虜にさせる考え抜かれたマーケティング手法があふれています。この書籍を読んでから出かけると、長いアトラクションの待ち時間も苦にならないかも…。

●『ディズニーランド流心理学 人とお金が集まるからくり』

image by: Flickr

 

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出典元:まぐまぐニュース!