たいして見た目のレベルは変わらないと思うのに、いつも男子と仲良くなってデートに誘われまくっているモテ女たち。彼女たちのLINEは、普通の子となにか違いがあるのでしょうか? 今回はモテ女たちが使っている“隙あり”LINEテクをご紹介します。

文・塚田牧夫

「私、鶏肉がすきー」

好きな食べ物の話は、その先“デートの誘い”へ繋がりやすいため、答え方が非常に重要なポイントになってきます。ここで「お寿司大好きー」など高価なものをあげることで、お金のない男子を足切りする方法もありますが、四方八方からモテたいのであれば、得策とはいえません。

おすすめなのは、「私、鶏肉大好きー」。「やっぱり女子だからヘルシーなものが好きなんだな」と思わせることもできますし、「おいしい焼き鳥食べたーい」と言えば、たいていの男子は一軒や二軒は美味しい焼き鳥屋さんを知っているので、誘いやすくなります。

女子が“鶏肉”というと、“鶏肉サラダ”のようなヘルシーなものを男子は想像してしまいますが、そこで“焼き鳥”という男子が大好きなワードを出すことで、ホッとさせるとともに、そのギャップでキュンっとさせることも可能なのです。

「引っ越したいんですけどー…」

別に本当に引っ越さなくてもいいのですが、「引っ越したいんですけどー」「なんか良い地域知ってます。全然決まってなくて」という話題をするのは、かなり“隙あり”な話にもっていけます。

「高田さん、どこに住んでましたっけ?」「その地域、おいしい店とかありますか?」と聞いていくと、たいていは「焼き鳥とか、イタリアンくらいならあるかなぁ」となにか教えてくれます。「えー! 私、焼き鳥大好き! 結構いい場所ですよねぇ。今度行ってみようかな〜」的なことを送れば、「案内してあげるよ」という流れになっていきますので、いきなり彼のホームでのデートが可能になります。

この作戦を使って、そのまま狙った男性の部屋に引っ越し、同棲に至った女性を筆者は知っていますよ。

モテ女の“隙あり”LINEテクを2つご紹介しました。「私は鶏肉より牛肉、それも和牛のほうが好きだし、引っ越しなんて考えていません。嘘はつきたくないから、どうしたらいいのですか?」という人もいるかもしれませんね。

でも、「相手と仲良くなりたい」というのも“正直”な気持ちでしょう。あなたが“本当のこと”だと思っている「和牛好きや、引っ越しなんて考えていない」は、本当に正直なあなたですか? 自分では気がついていないけど、どこかで作り上げた“強がり”という虚像かもしれませんよ。

上記の引っ越しテクで成功した女性は、相手の男性が本気で好きだったので、本当に“引っ越し”まで考えたのです。それくらいの強い気持ちをもって、誰かに恋することができていますか?

いままで作り上げてきた自分を壊してまでも手に入れたい……。それくらい欲したとき、初めて恋が手に入るのです。

(C) MRProduction / Shutterstock(C) Eugenio Marongiu / Shutterstock