叱るのは良くない行為を改善させるため。傷つけずに効果的に叱りましょう



「叱るよりも褒めて育てましょう」ってよく聞きますね。分かっているけれどお母さんだったら叱らなくてはならない時だってたくさんあります。でもできれば子どもを傷つけることなく効果的に叱りたいもの。叱るのは、ある特定の良くない行為を改善させるためです。行為を改善させるためには、子どもにやってほしいことをシンプルに同じ言葉で3回、3段階で伝えるのが効果的です。

無視しているのではなく、1回、2回言われたくらいでは聞こえていない



レストランで子どもが騒いでしまった時は「静かにしなさい」と注意するのが良いでしょう。一回で言うことを聞かない場合は同じことを繰り返して3回まで言います。その時に少しずつ声を大きくしていきましょう。子どもは1回言われただけではお母さんの言葉がしっかり耳に届いておらず「何か声がするな」くらいにしか認識しません。2回目でも「あれ、なんだろう」程度。3回目でやっと「怒られてる」と気付きます。

一回では聞かないから、と言葉を変えると一番伝えたいことが伝わらない



一回叱っても言うことを聞かないからといって違う言い方をしてしまうと、叱ることの効果が薄れてしまいます。もし「静かにしなさい」「何回言ったら分かるの」「もう連れてこないわよ」と続けて言ってしまっては、最後の「もう連れてこないわよ」しか子どもの耳には残りません。これではやってほしいことを伝えるという一番大切なことが抜け落ちてしまい、子どもにはただお母さんに脅迫されているような印象だけが残ります。

3回叱ってダメな時はしょうがない。でも頭の中にはインプットされています



子どもは3回叱られて行為が改善する確率は50%、4回、5回叱られても50%と言われています。すなわち3回目以降は、叱っても意味がないのです。だから叱るのは3回までで良いのです。これは子どもを放任しているのとは違います。3回叱ってその時は改善されなくても、子どもの頭の中にはお母さんの言葉はインプットされています。そして2年後くらいに自然に行動が良い方向へと変化していくということもあります。

今日の1日1成長



叱るのは子どもの行為の改善のため。傷つけずに効果的に伝えましょう子どもの改善力も1成長、お母さんの伝達力も1成長。田中京子(文)森みきこ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/