知らない土地を移動するときに、ターンバイターン(目的地へのルートを逐次映像や音声によって表示する機能)方式のナビゲーションでは十分ではない場合があります。こういう場合、新しいデザインにアップデートされたGoogleマップが役に立ちます。

Googleは、A地点からB地点への移動中に注意すべきすべての道筋について、ストリートビュー画像という形で視覚的手掛かりを加える機能を、こっそりとリリースしました。今のところAndroidユーザーだけが使えるこのアップデートはGoogleマップアプリでは新しい機能ですが、まったく新しいコンセプトというわけではありません。

Googleは、2007年にリリースしたストリートビューを、2008年になってGoogleマップのウェブ版と統合しました。リンク先の動画が説明しているように、ルート検索中に各地点にあるカメラ型のアイコンをクリックすると、ストリートビューの画像を表示できるというものです。「TechCrunch」は、オリジナルの「Droid」にも同じような機能があったと報じています。

新機能の使い方

この機能を使うのに、特別な操作は必要ありません。ただいつもどおり現在地と最終目的地を入力すれば、アプリがルートを教えてくれます。

示された経路の各地点の右側に、ストリートビューのサムネイル画像が表示されています。それをタップすると拡大されて、インタラクティブなストリートビューの360度画像がフルスクリーン表示されます。指でスワイプすれば周りを見回せるので、どちらに進めばいいのかイメージをつかみやすくなります。

メリットと限界

Android用アプリのこの新しい機能は、通りの名前をなかなか見つけられない人や、正しい方向に向かっているのか不安なまま進んできた人にはとても役に立ちます。しかし、車を運転している人にとっては少し不便なところも。

小さな画像からフルスクリーン画像に移るには、そのたびに画像をタップしなければいけません。車を運転中の人にとってこれは面倒ですし、注意も削がれてしまいます。

エラーの可能性

どんなに便利な機能でも、どれほど役に立つかはGoogleストリートビューの画像が最新であるかどうかによって決まります。開発中の地域や大きく変わりつつある地域は、ストリートビューがアップデートされてず、アプリで正しく表示されない可能性があります。画像に頼らず、自分の判断で正確な位置を確かめる必要があるわけです。

それでも、この機能のおかげで道に迷う可能性は低くなるでしょう。悪くない話です。