葛飾納涼花火大会

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革新と伝統を併せ持つ、下町情緒あふれる花火「第51回葛飾納涼花火大会」。ナイアガラの滝によるオープニングの後、「世界花火師競技会」で登場した進化系花火デジタルスターマイン、昔ながらの和火、葛飾区の観光大使が案内するPRステージなど、多彩な演出が観客を魅了する。夜空に鮮やかな虹色の橋がかかるフィナーレの仕掛け花火は必見だ。観客席と打ち上げ場所、打ち上げる高さが近いため、花火との距離感による迫力や腹に響くような音圧は都内屈指。できるだけ近くで鑑賞したい人のために、河川敷の絶景スポットを紹介!<※情報は夏Walker首都圏版2017(発売中)より>

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■ 間近で見える江戸川河川敷

柴又駅から徒歩10分の距離にある江戸川河川敷付近は、花火が間近で見られるビュースポット。有料観覧席の隣に位置し、周囲に遮るものもないので混雑は必至だ。午後早めに訪れて場所を確保したい。近くに出店があるのもうれしい。

■ 「男はつらいよ」にも登場の取水塔付近

新葛飾橋の南に位置する金町浄水場の取水塔北側の土手付近は、混雑はするが会場付近と比べると見やすい場所。金町駅、京成金町駅、柴又駅から各約15分、ほぼ中間地点に位置するとんがり帽子で赤レンガの塔が観覧場所の目印だ。ポイントによっては取水塔で花火が隠れてしまうので、早めに訪れて絶好の場所を確保しておきたい。

■ ゆったり見るなら北総線高架下付近河川敷

北総線高架下付近河川敷は、打ち上げ場所から離れているため花火はやや小さくなるが、比較的落ち着いてゆったり見られる場所。シートを敷いて座って観覧することもできる。ほかの駅よりも混雑が少ない北総線新柴又駅からも近く、アクセスがよいのも特徴だ。

花火大会終了後は、柴又駅に向かう都道307号線や帝釈天参道は混雑する。金町駅は上流、新柴又駅へは下流の川沿いの道を活用しよう。好みの場所を選んで、ベストなポジションで壮麗な花火を満喫だ!【ウォーカープラス編集部】