エブリデイキャリー(EDC)という言葉が浸透して久しい。けれど、こだわりのツールが人と同じというのもつまらない。他人の目を引くギアを手にしてこそのEDC、そんな認識から誕生した暇つぶしツールがこちら。やたらとディテールにこだわったもののようだが…。

物騒なEDCメーカーがつくる
エンドレスなメタルキューブ

開発メーカーの「Bastion LCC」は、アメリカを象徴するEDCを扱う専門店だと差別化する。

象徴?とのぞいてみれば、もう瞬時にその意味を理解できた。グロックやスミス&ウェッソンといった拳銃のカスタムツール、さらにはジャックナイフ、見方によってはメリケンサックにしか思えないボトルオープナー付きキーチェーン…。

とまあこんなノリで、“アメリカらしさ”が多分に匂い立つメーカーから登場したのが、このキューブ「Infinity Cube」。もちろんこちらは安全(であってほしい)。

素材は重厚感あるアルミニウム、それをジョイントするのが真鍮のピン。コンピューター制御による機械加工(CNC加工)で削り出された8つの立方体で構成されている。

パタパタたたんでキューブにすれば40mm四方の立方体、開くと薄さは20mm(長さ80mm)までサイズダウンし、ポケットの中ではお財布よりも薄くなる。なめらかな表面とほどよい重厚感が手に馴染むらしい。言うまでもないが、ウェポンではない。

息抜き、ストレス発散、暇つぶし
ブレインストーミングのパートナーにも

ハンドスピナーの爆発的ヒットの背景にも、単調な動きとともに無限のループがクセになる、という要素があった。このInfinity Cubeもまさにそれ。ただ、手のひらでひらすらにパタパタを繰り返すのみ。他に目的も理由もいらない。

……と思うのは、どうやらやったことがない人間の思考らしい。

暇だから、手持ちぶさただからというだけでもないようだ。なんでも、手元を活発に動かす所作とは対照的に、思考回路は至極クリアで、集中力UPにも一役買うとか買わないとか。

仕事の合間の息抜きにも、ストレス発散にも、もしくは究極のブレインストームが訪れるまで、こねくり回し続けてみてはいかがだろう。

ただし、意外といい値段するので、そこだけご一考を。

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