D・コスタ(左)とベルナルデスキ(中央)の獲得に迫っているユーベ。さらにクアドラード(右)も残留させる意向だという。(C)Getty Images

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 バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOが現地時間7月10日の記者会見で、ユベントスとブラジル代表MFのドグラス・コスタに関する移籍交渉をしていると認めた。「ポジティブな話し合い」と楽観的な見解を示している。
 
 ジョゼップ・グアルディオラ前監督からカルロ・アンチェロッティ監督に指揮官が代わった2016-17シーズンに出場機会が減少したD・コスタは、以前からユベントスへの移籍が取沙汰されている。
 
 バイエルン公式サイトによると、ルンメニゲCEOは会見で「選手から移籍したいと告げられた」と、D・コスタが退団志願したことを明かし、ユーベとの交渉について次のように述べた。
 
「ユベントスと交渉していることは認める。ポジティブで、非常に真面目な話し合いだと言えるかな。ただ、実質的に決まったと言うことはできない。一定の金額がある。そこに達したら、まとめる用意はある」
 
 イタリア『スカイ・スポーツ』は、移籍金4600万ユーロ(約55億2000万円)で両クラブが大筋合意に達したと報道。まずは600万ユーロのレンタル移籍で、1年後に4000万ユーロの買い取り義務が発生する形のようだ。同メディアは、早ければ12日にもメディカルチェックに至ると伝えた。
 
 マッシミリアーノ・アッレグリ監督が希望していたサイドの強化に近づいているユーベだが、攻撃陣の補強はD・コスタにとどまらない可能性が高そうだ。スカイ・スポーツによれば、フィオレンティーナの契約延長オファーを断ったイタリア代表MFのフェデリコ・ベルナルデスキについても、獲得交渉の進展があったという。
 
 さらに、スカイ・スポーツは、ユーベがD・コスタとベルナルデスキを獲得したうえで、その2人が加入すれば売却されるという噂が出ているコロンビア代表MFのファン・ギジェルモ・クアドラードも、残留させる考えだと報じている。
 
 また、こちらはSBだが、アッレグリ監督の愛弟子であるミランのマッティア・デ・シリオもユーベに近づいているという。ブラジル代表のダニエウ・アウベスとの契約を解消し、スイス代表のシュテファン・リヒトシュタイナーの去就も不透明なだけに、グッドニュースと言えるだろう。
 
 昨シーズン途中から基本布陣とした4-2-3-1は、両翼のオプションのなさが最大の欠点だった。その問題を解消すべく、ユーベは積極的に動いているようだ。