画像提供:マイナビニュース

写真拡大

●Midoriのダウンロードとインストール

今回、紹介するブラウザは、レンダリングエンジンにWebKitを採用する「Midori」である。名前の由来は、日本語の「緑色」であり、イメージカラーとして緑が使われている。ツールキットには、GTK+2を使用している。もちろん、オープンソース体制にて、開発が進められている。まずは、ダウンロード・インストールから始めよう。

○Midoriのダウンロードとインストール

まずは、インストーラのダウンロードである。公式サイトからダウンロードを行う。

ページ中央の[Download]ボタンからダウンロード可能である。他のOSのサポートは、図2のような状況である。

Ubuntu、FedoraといったLinux系のOSサポートが多い。elementary OSでは、デフォルトブラウザに採用されている。ダウンロードしたインストーラを起動し、セットアップを開始する。

途中、コンポーネントの選択などがある。

エクステンションやランゲージファイルなどの選択が可能なっている。すべて選択されたデフォルトで問題ない。次いで、インストール先やメニューフォルダの設定などを行い、インストールとなる。

図6でインストール完了である。

インストール後、Midoriを起動したのが図7である。

検索エンジンには、追跡(トラッキング)を行わないDuckDuckGoがデフォルトに設定されている。

●検索エンジンの変更や設定を変更する

○検索エンジンの変更や設定を変更する

ブラウザメニューであるが、右上のボタンから表示する。

Midoriに限らず、多くのブラウザで採用されている方式である。メニュー項目も標準的である。最初の起動時に、検索エンジンがDuckDuckGoに設定されていた。ほかにもYahooやGoogleなどが利用可能である。

ただし、いずれも米国の本家サイトでの検索となる。日本で使うならば、日本の検索サイトを使いたい。変更するには、図9のメニューの下にある[検索エンジンの管理]を選ぶ。

ここで、Yahooならば「yahoo.com」を「Yahoo.co.jp」に変更する。エンジンを選択し、[編集]をクリックする。

これで、Yahoo JAPANの検索結果が表示されるようになる。

図10では、新規に検索エンジンを追加したり、表示位置の変更も可能である。このあたりを自分好みの設定にすることで、かなり使い勝手はよくなるであろう。また、図8のブラウザメニューから、[設定]を選び、設定メニューを表示する。

8つのタブで構成される。まず、変更したいのは[起動]タブの[Midoriを起動した時]である。デフォルトでは、最後に開いたタブの表示になっているが、ホームページなどにしてもよいであろう。[エクステンション]タブでは、すべてのエクステンションが無効になっている。

好みに応じて有効にしてもよいであろう。また、表示フォントもメイリオあたりに変更したほうが見やすい。Firefoxのように多くのアドオンが存在する環境ではない。しかし、設定メニューなどを細かく設定していくことで、ある程度のことができるようになる。

このあたりは、パワーユーザーにも役立つ機能といえるだろう。

●ブックマークの登録 / プライバシーへの配慮

○ブックマークの管理

ブックマークは、アドレスバーの左のボタンで登録する。

このあたりの操作も、ほかのブラウザと比較しても特に違いはないだろう。ブックマーク一覧を表示したのが、図16である。

ブックマークの管理も比較的、直観的に行うことができる。ブックマークのインポート、エクスポートでは、HTML形式であるが独自のフォーマットらしく、他のブラウザからの移行は難しそうだ。

○プライバシーへの配慮も高いブラウザ

Midoriであるが、図8のブラウザメニューにもあるように、プライベートブラウジングを行うこともできる。

もともと、デフォルトの検索エンジンにDuckDuckGoを採用しているように、プライバシーへの配慮が高いブラウザである。また、国内ではそれほど効果は期待できないが、広告ブロッカーなども搭載しており、このあたりは、使っていて安心感がある。動作自体は、軽いが、それほど速いとはいえない。

開発の方向としては、軽量・高速がテーマとなっている。一方で、バージョンアップは、それほど頻繁ではない。現在のカレントバージョンの0.5.11のリリースは2015年8月と、かなり古い。少なくとも、セキュリティアップデートを行うべき事例が皆無とはいいがたい。このあたりが、使っていて不安な点といえるだろう。正直、Firefoxの代替には難しいだろう。しかし、一度使ってみる価値はありそうだ。