学校以外の英語学習をいつから始めたか

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 学校以外で英語を学習している子どもの半数以上が、小学3年生までに始めていることが7月10日、明光義塾による「子どもの英語学習に関する全国調査」の結果から明らかになった。学習の目的は、すべての学年で「成績向上」が最多だった。

 「子どもの英語学習に関する全国調査」は4〜5月、小学1年生〜中学3年生の子どもを持つ保護者を対象にコミュニティサイト「メイコミュ」とネットリサーチ「Fastask」を通じて実施した。有効回答数は498名。

 「学校の授業以外にどんな英語学習をしているか」という問いでは、「学習塾に通っている」が22.1%ともっとも多かった。小学校低学年では「英会話スクール」が最多だったが、学年が上がるにつれて割合が減り、中学生では「学習塾」がトップであった。明光義塾では、「中学生以上になると、英語学習の性質が習い事から受験科目に変わることが推測できる」と分析している。

 学校以外の英語学習を始めた時期は、「小学校就学前」が35.5%ともっとも多く、小学校3年生までに始めている子どもが54.9%と、過半数を超えた。

 学校以外での英語学習の目的は、すべての学年において「英語教科の成績向上(進学・進級)のため」が1位となり、中学生では「成績向上」との回答が69.0%にのぼった。ただ、小学生では「外国人とのコミュニケーション向上のため」「外国文化へ興味を持ち、抵抗をなくすため」との回答も多かった。

 英語学習に関する不安では、「学校の授業についていけなくなるか心配(原文まま)」が43.3%ともっとも多く、「保護者として子どもに教えられない」37.9%、「英語を勉強しても外国人とコミュニケーションができなさそう」25.3%と続いた。

 学校の英語教育に改善してほしいことを複数回答でたずねた結果では、「コミュニケーション(英会話)ができるようにしてほしい」「英語のネイティブ教員を増やしてほしい」と、英語を実践的に使える授業展開を期待する回答が多く寄せられた。

 2020年から実施予定の新学習指導要領では小学3・4年生の外国語活動が必修となり、小学5・6年生の英語が教科化されることが決まっているが、新学習指導要領について「詳しい内容まで知っている」という保護者は3.3%にとどまった。

 このほか、子どもに今後取得してほしい英語の資格・認定は、「英語検定」が54.6%で最多。子どもに英語を教えてほしい芸能人は、1位が厚切りジェイソン、2位が関根麻里だった。 《リセマム 奥山直美》