バタバタと忙しい毎日、なかなかゆっくりと時間をかけて料理をするのは難しいもの。時短調理でも失敗せずおいしい料理を作るためには、こだわりの調味料やオシャレなレシピよりも、調理のキホンをきちんと守ることが何より大切。
そこで今回は、改めて見直したい調理のキホンポイントを、フードコーディネーター・インナービューティー料理研究家の筆者がご紹介。お料理初心者さんはモチロン、料理慣れしてきた人も要チェック!

絶対守るべき調理の基本って?

1. 野菜をゆでる時はお湯をたっぷり!

野菜をゆでる際、洗いものが面倒だからと小さめのお鍋を使っていませんか? 野菜をゆでる際は、気持ち大きめのお鍋にたっぷりと水を入れましょう。そしてボコボコと大きな泡が立つまでしっかりと沸騰させてから、洗った野菜類を入れてゆでます。
沸騰したお湯は野菜が入ることで温度が下がります。湯量が少ないと野菜を入れた瞬間に大きく温度が下がってしまうので、ゆで時間が長くなったり、思い通りのゆで加減にならない場合があります。失敗しないためには「たっぷりのお湯をしっかり沸騰させてから短時間でゆでる」が鉄則。ゆで時間は食材に応じて調整を。
ほうれん草や小松菜などの葉野菜はお湯に塩を少し加えてゆで、ゆで上がりに冷水にさっとくぐらせると鮮やかな色味に仕上がります(色止め)。

2. 肉類は常温に戻してから調理!

ステーキや炒め物はもちろん、しゃぶしゃぶなどゆでる調理の際にも、肉類は必ず常温に戻しておくことが大切。ステーキ肉なら調理の約30分前、こま切れ肉やしゃぶしゃぶ用のお肉など薄いお肉なら約10分くらいでOK。常温に戻すことで、お肉の外部と内部の温度が近くなり、均一に火が通りよりおいしく仕上がります。
とんかつやポークソテーなどに使う厚切肉は、脂身と肉の境目に数か所切れ目を入れることで、肉の反りや縮みを防いでキレイな見た目に仕上がります。カロリーが気になる方は、厚切り肉の脂身部分や鶏もも肉の皮部分を切り落として調理すれば、大幅なカロリーダウンにつながります。

3. 卵は常温に戻してから調理!

肉と同様、卵も常温に戻してから調理することが大切な食材。その理由はふたつ。ひとつ目は、調理の際にあわせる食材やフライパンや鍋の中の温度を下げないため。ふたつ目は、特にお菓子作りの際などに他の材料と分離せず、混ざりやすくするためです。
溶かしバターや生クリーム、砂糖などと素早く混ぜてなじませる必要があるデリケートなお菓子作り。分離は失敗の大きな原因になるので、卵を常温に戻しておくことを特に心掛けましょう。

いかがでしたか? 忙しいとつい飛ばしてしまいがちな「ひと手間」。失敗せず、結果的に短時間でおいしい料理を作るためにはとても大切なんです。料理がおいしく作れるようになると、調理も楽しくなってくるもの。体の中からキレイを磨くためにも、ぜひ心掛けてみて下さいね。