昨シーズンは8番を背負ったペロッティ。「ローマの10番はトッティのもの」と継承を否定した。(C)Getty Images

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 25年間プレーしたローマを今夏に退団し、東京ヴェルディでの現役続行が取り沙汰されるなど、その去就に注目が集まっているフランチェスコ・トッティ。このローマのバンディエーラ(旗頭)が付けていた「10番」を誰が受け継ぐのか、はたまた永久欠番となるのか、まだはっきりとは決まっていない。
 
 そんな中、現ローマのスカッドの中ではもっともテクニシャンで、10番の後継者として取沙汰されているディエゴ・ペロッティ(昨シーズンは8番)が、背番号の継承について言及した。
 
「10番をつけるかって? たしかに好きな番号だけど、ローマの10番はフランチェスコのものだ。ほかの誰かが付けるかはわからないけど、僕が要求することはない。(トッティへの)リスペクトを欠いているような気がするよ」
 
 セビージャとジェノアでは10番を背負ったこのアルゼンチン代表FWも、偉大過ぎるレジェンドの後を担うのは、さすがに荷が重かったようだ。
 
 ほかの選手にとってもそれは同じで、このままナポリの10番(ディエゴ・マラドーナ)やミランの3番(パオロ・マルディーニ)と6番(フランコ・バレージ)のように永久欠番となるか、チェルシーの25番(ジャンフランコ・ゾーラ)のように長く空き番号となる可能性が小さくない。
 
 ちなみにローマでは、90-91シーズンから13年に渡ってクラブを支えた元ブラジル代表DFのアウダイールが付けた「6番」が永久欠番となっていた。ところが、13年夏に加入したケビン・ストロートマンが、この番号を欲しいと直訴。クラブから「本人の許可を取ってほしい」と指示され、直接アウダイールに連絡をして了承を得たというエピソードがある。
 
 はたしてローマの10番の行方は――。

 ちなみに、現在ローマのU-12でエースとして活躍しているトッティの長男、クリスティアン君に期待する声も現地では挙がっている。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部