ウィンブルドン選手権、男子シングルス3回戦。試合を観戦するボリス・ベッカー氏(2016年7月2日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】男子テニス元世界ランク1位の名選手として知られるボリス・ベッカー(Boris Becker)氏が、元ビジネスパートナーの男性から3650万ユーロ(約47億円)の支払いを要求されている件で、スイス裁判所は10日に男性の訴えを退ける裁定を下した。

 スイス出身の実業家であるハンス・ディーター・クリーベン(Hans-Dieter Cleven)氏は、先月ベッカー氏が英ロンドン(London)の裁判所から破産宣告を受けたあと、自身に対し3650万ユーロの支払い義務があると主張していた。

 スイス通信(ATS)の報道によると、同国ツーク(Zug)州の裁判所はクリーベン氏の訴えを棄却し、裁判費用に加えて、四大大会(グランドスラム)通算6勝を誇るベッカー氏の名誉を傷つけたとして、9万スイスフラン(約1000万円)の支払いを命じたとされている。

 金額の根拠を明らかにしないまま、ベッカー氏が何度も支払期限を逃したと訴えていたクリーベン氏は、今回の裁定に異議を唱えることができる。

 現役時代に通算3度優勝しているウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)で、現在テレビ解説者を務めているベッカー氏は、主に1990年代にクリーベン氏といくつかの共同事業を行っていた。

 49歳のベッカー氏は、これまで自身が返済不能の状態にあることを否定しており、独メディアに対して債務の弁済は可能だと話していた。
【翻訳編集】AFPBB News