仏人ファッションデザイナーのオリビエ・ラビドス(2017年6月28日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】「ランバン(LANVIN)」は11日、新アーティスティックディレクターに仏人ファッションデザイナーのオリビエ・ラビドス(Olivier Lapidus)を任命した。

 同ブランドのオーナーである台湾出身の女性実業家、王効蘭(Shaw-Lan Wang)氏が発表した。さらに「このブランドの世界観とファッションやデザインの世界に対する彼の経験、そしてモダンなアプローチは『ランバン』の未来を切り開くでしょう」とコメント。

■ハイテックファッションで注目のデザイナー

 ハイテックファッションで注目されている59歳のラビドスは、先日ブランドを去ったブシュラ・ジャラール(Bouchra Jarrar)の後任としてブランドに参画。

 ファッション業界で生まれ育ったラビドス。祖父はロシア系移民の仕立て屋で、父は1690年代から70年代にかけ、ユニセックスな服やサファリルックで人気を博したファッションデザイナーのテッド・ラピドス(Ted Lapidus)だ。さらに「テッド ラピドス」では、11年間アーティスティックディレクターを務め、そこでオートクチュールや工芸、工業研究を融合させたスタイルを提案した。しかし今回の任命は悲観的な見通しを予感させる。

 絶大な人気を誇ったエルバスは、1898年に創業した「ランバン」を忘却の淵から救い出しが、後にオーナーの王氏によって辞任へと追い込まれた。

 王氏と「ランバン」の主要株主たち、スイス人の実業家ラルフ・バルテル(Ralph Bartel)は、資本構成を変更し、ブランドを立て直す予定だと、仏週刊誌シャランジュ(Challenges)は報じた。
【翻訳編集】AFPBB News