“週末シャブ中”ビジネスマンの告白「金土はキメて日曜はクスリを抜く」

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 不良や、若い頃にハマっていた中高年が使うクスリ……。そんなイメージのある覚醒剤だが、実は平日マジメに仕事をし、週末だけ使うという20代、30代の“週末シャブ中”も少なくない。アブないクスリにハマッてしまった2人の実例から、その実態を探る。

◆脱法ドラッグの規制強化で覚醒剤に移行

 覚醒剤を使う以前、別なドラッグをやっていたというケースは珍しくない。コンサルタントのTさん(35歳)は、もともと脱法ドラッグにハマっていた。

「学生の頃から、週末は友達の家でハーブ吸って、“ブリった”ままゲームやってたんだよね。始めた頃は質もよかったし、効果も草に近くてリラックスできた」

 しかし、’14年に池袋で死亡者1人、負傷者6名の自動車暴走事故が発生。「脱法ドラッグ」の名称も「危険ドラッグ」となった。

「そのあたりで質も悪くなって、使うと“バッド”に入ることが増えた。頭も痛いし、月曜日から仕事に行くのがしんどくなってきたんだよね。それで一緒に遊んでた友達のツテでシャブ買ってみたら、これはいいなと(苦笑)」

 仕事に行く気力を出すためとは、マジメと言えなくもないが……。その後、Tさんは危険ドラッグを使うことはなくなったが、覚醒剤は今でも使っているという。

「一回0.1gぐらいしかやらないけどね。それならカネもそんなにかからないし、体調も合ドラやってた頃よりは全然いいよ。ただ、『いい歳して、自分何やってんだろーなー』とは思う」

 使用頻度は減っているそうなので、止められることを祈りたい。

◆乗りこなしていたつもりが、気づけば歯がボロボロに

「クスリ仲間に『他はやるくせにシャブだけはやんねえのかよ』って挑発されて、つい手を出しちゃったんですよね……」

 こう語るのは、19歳で覚醒剤を始めたというO氏(23歳・不動産)。一瞬で元気になったことから、アッサリと手のひらを返し、その後すぐシャブにハマった。

「入手方法はネットの掲示板。『都内S。2.5g』みたいな投稿のリンク先から、売人の捨てアドにメールで連絡して、駅のトイレとかで受け取るんです。偽物を掴まされたこともありましたが、それからはその場で味見してます」

 そんなO氏は自宅以外では使わないと胸を張る。

「知り合いを見ても、シャブやって外に出るヤツは、よっぽどうまく使ってるか、本当の不良ですよ。ダメなヤツはだいたいがエロがらみ。3日間ぶっ通しでセックスとかオナニーするから、会社に行っても仕事にならない。俺は週末に一服する程度です」

 だが、うまくクスリを乗りこなせているかというとそうではない。

「交感神経を刺激されて歯を食いしばるから、歯並びが悪くなった。それが原因で体調も崩れるし……。今さらですけど、やっぱシャブは本当にヤバいんだなって(苦笑)」

 覚醒剤に手を出すべきではないことが、よく分かる。

※現在発売中の『週刊SPA!』7/11発売号では「[週末シャブ中]ビジネスマンの告白」という特集を掲載中

取材・文/SPA!「週末シャブ中」取材班