10日放送の「ビビット」(TBS系)で、女優・奥山佳恵が、障害を持つ我が子の子育てについて語った。

番組では「密着ビビット」コーナーで、奥山家の1日に密着した。奥山には5歳になる次男・美良生(みらい)くんがおり、3年前にダウン症であることを公表している。美良生くんは来年に小学校入学を控えており、奥山は養護学校や通常級、支援級という進路に頭を悩ませながらも、明るく前向きに障害と向き合っていた。

しかし奥山は、美良生くんの疾患が判明した際は「すべてはここから。歩いたことのない、地図のない山へと向かいます」との不安を書き残していた。当時を振り返り「恐ろしさしかなかった」「言葉は悪いかもしれないけど、得体の知れないモンスターがやってきたような気持ちでした」と明かす。

そんなとき、奥山の不安を軽くしたのは長男・空良(そら)くんからの言葉だったとか。空良くんは「美良生はダウン症があってもなくてもぼくの大事な弟だし」「もし、からかわれたら美良生はゆっくり成長するから、かわいい時間もいっぱいあるんだって自慢してやる」と言ったそうだ。この言葉に奥山は「自慢するっていう発想が、思ってたよりも大人だったな」と救われたという。

その後、奥山は美良生くんの疾患を公表した。公表を決意したのは「実際にダウン症のある子と生活してみたら、大したことなかったと思ったのが一番の理由」という。「最初に思っていた恐ろしい生活はやってこなかったんです」「こんなに毎日みんな楽しく笑ってて、ダウン症のある子と生活しても、毎日楽しく笑っていられることをお伝えしたかった」と、胸の内を明かしていた。

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