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暑い夏を快適に過ごすために活用したいのが扇風機だ。省エネ性が高いだけでなく、風を細かくコントロールできる「DCモーター」を搭載したことで、数年前から大きく見直され始めた。最近では基本性能やデザインだけでなく、機能が大幅に進化したモデルも登場している。風の直進性の高い扇風機なら、エアコンと組み合わせてサーキュレーターとして使うこともできる。今回は数ある中から、3万円前後のモデルを中心に比較してみたい。



日立コンシューマ・マーケティング

HEF-DC5000

実勢価格:2万6630円

オーソドックスなスタイルで8枚羽根を採用する扇風機。8段階の風量調節が可能で、左右最大90度(45度、70度、90度)の自動首振りに対応する。高さは約81cm〜110cmまで8段階で調節できる。上下の自動首振りには対応しないが、上下90度の手動角度調節が可能で、真上にまで向けられる。室温に合わせて自動的に風量を切り替える温度センサー機能、開始後約20分ごとに風量が1段階ずつ下がる「おやすみ運転」、就寝時だけでなく起床時にも使える「切・入同時タイマー」などさまざまな機能を備えている。

風の快適さ



【 近距離で風速をチェック 】



約1mでの風速は約2.18m/s。至近距離での運転音は約67.9dBと数値は大きいが、風切り音が中心であまり気にならなかった。

【 少し離れた場所で風速をチェック 】



約2mの距離での風速は約1.43m/sで、約3mでは約1.15m/sと平凡な数値にとどまった。風の質も至って普通という印象だった。

使い勝手の良さ



【 操作パネルやリモコンの使い勝手をチェック 】



リモコンはボタンが大きくて操作しやすく、文字が書いてあるのも分かりやすい。本体ベースの右側にリモコンを収納できるようになっている。



操作部はタッチパネルになっている。アイコンだけでなく文字も配置されているため、分かりやすくて迷わずに使えるのが大きな魅力だ。

その他の注目機能





同時に使える入・切タイマーや、温度に応じて風量を自動調節する温度センサー、徐々に風量を下げる「おやすみ運転」など便利機能が満載だ。

IT・家電ジャーナリスト/安蔵 靖志の評価





細かい使い勝手は圧倒的。マイナスのない仕上がり

パナソニックと同様、細かい使い勝手の良さが光るモデル。デザインはオーソドックスなスタイルを少しブラッシュアップした程度だが、操作パネルもリモコンも使いやすい。特に魅力的なのが風向を自在に調節して好きな場所に固定できる「こっち向いてボタン」だ。首振りボタンとは独立して備えているので、部屋の空気をまんべんなく拡散したい場合には首振りを、自分だけに風を送りたい時はこっち向いてボタンと使い分けられる。独立ボタンがあるため、首振りの角度が変えられる機能もストレスなく使える。

安蔵 靖志/IT・家電ジャーナリスト 家電製品総合アドバイザー、AllAbout 家電ガイド。KBCラジオ「キャイ〜ンの家電ソムリエ」にも出演中。

※『デジモノステーション』2017年8月号より抜粋

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