米ホワイトハウスでのイベントに参加するドナルド・トランプ・ジュニア氏(2017年4月17日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア(Donald Trump Jr)氏は10日、2016年の大統領選挙中にトランプ氏の対抗馬だったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)候補のイメージダウンを図るためロシアの弁護士と面会していたことを認めた。米政権が新たなロシア関連のスキャンダルに見舞われた形だ。

 ドナルド・ジュニア氏は、自身が2016年6月、クリントン候補に不利な情報を得るためにロシアのナタリア・ベセルニツカヤ(Natalia Veselnitskaya)弁護士と面会したとの報道が事実であることを認めた。

 ツイッター(Twitter)に「選挙運動の中で対立候補に関する情報を聞くために面会した人物は、私が史上初だったことは明らかだ」と投稿。面会からは「何も得られなかった」が、「話を聞かないわけにいかなかった」とした。

 米国の連邦捜査局(FBI)と議会は、2016年大統領選挙でトランプ陣営がロシアと結託し、有権者の投票行動に影響を与えようとしていたとの疑惑を調べている。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によれば、昨年の面会には、ポール・マナフォート(Paul Manafort)、ジャレッド・クシュナー(Jared Kushner)の両氏を含むトランプ陣営幹部のほとんどが同席していた。

 ベセルニツカヤ弁護士はロシアでの知名度は低いが、国際的な影響も出た大規模な経済事件をめぐり、ロシア高官の息子の代理人を務めた経験がある。
【翻訳編集】AFPBB News