エバートン帰還のルーニーが所信表明 「ここで何かを勝ち取ることができれば、それはより特別なものになる」

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▽マンチェスター・ユナイテッドから古巣エバートンに13年ぶりの復帰を果たしたイングランド代表FWウェイン・ルーニー(31)が、10日行われたに公式会見の場で意気込みを語った。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。

▽9日、13シーズンを過ごしたユナイテッドを去り、2004年以来の古巣復帰となったルーニーはエバートンと2年契約にサインし、自身と入れ替わりにユナイテッドへ移籍したベルギー代表FWロメル・ルカクに代わって、背番号10を背負うことになった。

▽ロナルド・クーマン監督と共に公式会見の場に出席したルーニーは、古巣での新たな挑戦への意気込みを語った。

「エバートンで何かを勝ち取ることができれば、それはより特別なものになるだろう。僕にとって、それは自分のキャリアにおいても頂点になると思う。僕がまだエバートンの一ファンだったころ、1995年の(FAカップ)優勝がこの街とファンにどれほど素晴らしいものをもたらしたかを理解している」

「ここに戻ってくることができたことを本当に嬉しく思っている。それは僕にとって特別なものだった。そして、僕にとってもクラブにとってもエキサイティングな時間となるはずだ。とにかく、今は再びこのユニフォームを着てプレーすることが待ち切れないよ」

「それは常に挑戦だ。ここに戻ってきたときから、今後の自分のパフォーマンスに関してより厳しいプレッシャーを受けることも理解している。そのための準備もできているつもりだ」

▽また、ルーニーはエバートン復帰を決めた経緯についても語っている。

「ロナルド(・クーマン監督)と話したとき、エバートンが僕の復帰を希望していることを知ったんだ。僕はすぐに代理人に電話して、『すぐに来てくれ。それ(移籍)を成し遂げるぞ!』って伝えたんだ。もちろん、それ以外に多くの選択肢があったけど、自分が行きたいと思った場所はここだけだった」

「マンチェスター・ユナイテッドを去るという決断はとても難しいものだった。だけど、僕はより多くのゲームでプレーしたいと思っていた。そして、次のシーズンも昨シーズンのように少ない出場機会で多くの試合を欠場するということを受け入れることはできなかった。僕はより多くのフットボールのゲームをプレーしたかったし、自分にとって今が正しい時期、正しい挑戦だと思っている。それは僕にとって必要なことだったんだ」

▽エバートン下部組織出身のルーニーは2002年に16歳の若さでトップデビュー。2004年にユナイテッド移籍を果たすと、13シーズンにわたってオールド・トラフォードを舞台に主力として活躍した。ユナイテッド在籍13年間で公式戦通算559試合253ゴールをマーク。今年1月にボビー・チャールトン氏の持つクラブ歴代最多得点記録(249得点)を更新した一方で、5度のプレミアリーグ優勝や、1度のチャンピオンズリーグ制覇など数々の栄冠を経験した。

▽代表キャリアにおいては、2003年に17歳でイングランド代表デビュー。これまで116試合の代表キャップを誇り、2016年9月に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループF第1節のスロバキア代表戦(1-0でイングランドが勝利)で、ユナイテッドOBでもあるデイビッド・ベッカム氏を抜き、イングランド代表史上におけるフィールドプレーヤー最多出場数を塗り替えた。なお、ワールドカップとユーロには、それぞれ3度の出場歴がある。