インドのガンジス川とヤムナー川が合流するアラハバードのサンガムで、大量のゴミが浮かび、汚染された水の中から硬貨や金製品などを探す人たち(2013年4月2日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インドの最高裁は7日、ガンジス(Ganges)川とその支流であるヤムナ(Yamuna)川に人間と同じ「生きた存在」としての法的地位を認めるとした下級裁の命令を無効とした。

 下級裁では今年3月、汚染がひどいガンジス川とヤムナ川の状態がこれ以上悪化しないよう法律上の人格を認め、2つの川に対する汚染行為は人間に対する傷害に相当するという画期的な判断が下された。

 しかしガンジス川の源流がある北部ウッタラカンド(Uttarakhand)州は、これらの川の法律上の人格は認められないとして最高裁へ申し立てていた。

 一方、同州の裁判所は今年4月、ヒマラヤ(Himalayan)山岳地帯の氷河や湖、森林に法律上の人格を認める判断を下している。

「聖なる川」とされ、巡礼者が沐浴(もくよく)をしたり、死者を火葬した後の灰をまいたりするガンジス川は、未処理の下水や産業廃棄物が流れ込むことで著しく汚染されている。
【翻訳編集】AFPBB News