その飼い方、愛犬を早死にさせるかもしれません

犬の飼い方について、あなたは普通と思っていることでも、実は犬にとって有害であるケースがあります。その飼い方が習慣化すると、犬の寿命が縮まる可能性があります。

では、どんなことがダメで、どう改善していけば良いのでしょうか?さっそく見ていきましょう!

その1:人間の食べ物を食べている

菓子パン、コロッケ、ステーキ、シチューなど「ちょっとだけ」と思ってあげていませんか?
人間の食べ物は、犬にとっては塩分が高く脂肪分も多いです。
人間の食べ物を食べることが習慣化してしまうと、肥満になったり、中毒のある食べ物をたべてしまえば、重大な事故につながり命を落としてしまうかもしれません。
たとえ少量でも、習慣的に愛犬に人間の食べ物をあげていると、盗み食いやゴミ箱を漁ることを覚えてしまうことにもつながります。

改善方法

100%人間の食べ物をあげないようにするのが理想です。
家族が複数人いる場合は、全員で「人間の食べ物をあげない」というルールを決めましょう。
可愛い顔で「欲しいな…」と愛犬に見られても、心を鬼にしてあげないようにしましょう。

その2:ストレスが多い

犬がストレスを感じる環境として、

お留守番が何十時間にも及んでいるお散歩以外はケージに閉じ込めっぱなし家の中が常に騒がしい過度なしつけで犬を支配している常にベッタリと犬に構っている

などが挙げられます。
ストレスがたまると様々な問題行動を引き起こしたり、体調不良や病気などの原因にもなります。もし思い当たる行動がある人はすぐに改善してあげましょう。

改善方法

犬にとって「我慢」や「制限」となることを出来るだけしないようにしましょう。特に「長時間の留守番」と「過干渉」は習慣になりやすいので、飼い主さんの努力で減らしていきましょう。

その3:屋外で飼っている

現代は随分と減っていると思いますが、昔は屋外で犬小屋に繋がれて飼われているワンちゃんもいましたよね。しかし、現代では平均気温も上昇していて、真夏であれば35℃以上になる日もかなりあって、犬も熱中症や脱水症で死亡してしまう可能性が高いです。
また、屋外で生活すると虫に刺される機会も格段に増えるので、フィラリア症をはじめとする命に関わる病気にかかる確率も上がり、寿命が縮まる原因になります。

改善方法

大型犬、小型犬に関わらず、犬は室内で飼いましょう。適切な温度管理とより安全な環境で犬が過ごせるようにしてあげましょう。

その4:間違ったドッグフードを選んでいる

とても安価なドッグフードはもちろん、「獣医師推奨」と謳ったものの中でも実は、添加物や発がん性のある原料が使われている場合があります。
また、愛犬のライフステージに合わせてドッグフードも変えていかなければいけません。仔犬には成長に必要なカロリーや栄養のあるパピー用のものを、老犬には低カロリーで高タンパクなシニア用など、年齢に合わせてカロリーや成分表も違ってきます。愛犬の年齢や健康状態に合わせてドッグフードを変えましょう。
特にカロリーオーバーによる肥満はあらゆる病気の原因になるので、愛犬の体型維持は飼い主さんの重大責務です。

改善方法

まずは、愛犬が口にするものに興味を持ってみましょう。今まで何気なくあげていたドッグフードでも、実は愛犬の体には合っていないかもしれません。
また、値段や謳い文句だけで判断せず、飼い主さんがしっかりと愛犬の体に良いものを勉強して、成分表や原材料名をチェックして与えるようにしましょう。

※持病があったり肥満の状態の場合は、かかりつけの獣医師と相談しながら、愛犬に合う良いドッグフードやダイエット方法を見つけていきましょう。

その5:過度の散歩

「散歩=たくさんやればやるほど良いこと」と思っている飼い主さんもいるかもしれません。しかし、愛犬の体格や年齢に合わせて、適切な散歩の量があります。
たとえば「心臓の悪い老犬」に長時間激しい散歩をさせると、突然死してしまう可能性があります。また「仔犬や超小型犬」など、体力の無い犬に無理やり長時間の散歩をさせると、散歩自体がストレスになったりすることがあります。

改善方法

愛犬の体力や健康状態を考えて、散歩にかける時間を決めましょう。散歩は気分転換ととらえて、無理なく行いましょう。

まとめ

以上、愛犬が早死にする可能性を高める飼い方について5つの例を見てきました。愛犬を家族として迎え入れたからには、出来る限り健康で長生きしてもらいたいですよね。

愛犬家にとっては常識的なことばかりだったかもしれませんが、もし間違った飼い方をしている飼い主さんがいれば伝えていければ良いですね!
愛犬はもちろん、世界中のワンちゃんが幸せに長生きできるように、わたしたちが出来ることをやっていきましょう!


(獣医師監修:加藤桂子先生)