8日、韓国・聯合ニュースは、ソウルからも程近い港湾都市・仁川市内の集合住宅の屋上が2.5トンものごみであふれている問題について伝えた。写真はソウル。

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2017年7月8日、韓国・聯合ニュースは、ソウルからも程近い港湾都市・仁川(インチョン)市内の集合住宅の屋上が2.5トンものごみであふれている問題について伝えた。

これらのごみは数年間放置されたものとみられ、今月初めに屋上の写真がインターネット上に広まったことで発覚した。写真には、生活ごみや生ごみが足の踏み場もないほど積み重なっている様子が写っている。辺りはすえたような悪臭が鼻をつき、あちこちでゴキブリも発生しているという。

自治体によると、これらのごみ投棄の犯人は隣の15階建てのオフィステル(オフィスとホテルを合わせた造語で、主に事務所や住居として使われている建物)の住人とみられるという。オフィステルからごみを投げるとちょうどこの3階建て集合住宅の屋上に落ちるような位置関係になっているのだ。

また、問題の集合住宅は3年ほど前からオーナーが建物全体を売りに出して以降、入居者がいない状態で、ごみは少なくとも3年ほど申告がされていなかったことが分かった。住宅がある南区は8日からごみ収集作業に着手し、ごみの中身を分析して無断投棄した犯人を探し出し罰金を科す方針だ。

南区によると昨年1年間、区内でごみの無断投棄で罰金が科された事例は1129件、罰金には至らなかった事例や摘発されていないものまで含めると、年間3000〜5000件に上るとみられるという。

この驚きの実態を受け韓国のネットユーザーからは、問題のオフィステルの住人について「ごみみたいなやつらだな」「汚いくらい自己中心的」「子どもも見てるのに恥ずかしくないの?」と非難の声が殺到している。

また、韓国の現状について、「道も汚いし捨てるのが習慣になっているように思う。シンガポールのようにごみや唾などにも罰金を科したらいいのでは?」「特定地域の問題じゃない。掃除の作業員が周期的にきれいにしてくれてるからであって、何もしなければごみの山」と指摘する声も上がり、「中国の市民意識を悪く言えない」「韓国もまだまだだな」などの嘆き節もみられた。(翻訳・編集/松村)