犬を拾ったらどうするの?

例えば、止む得ない事情で犬を拾ったとします。
そしたらどうしますか?
まず何をしたらいいのか、どこに連絡すればいいのか、すぐには思いつきませんよね。
近くに犬を拾った経験のある人がいれば聞けますが、周りに居ない場合ネットで調べたりしなければなりません。
それでは、何をしたら良いのでしょうか?
順番としては、

首輪や迷子札の確認動物愛護センターや交番への届け出自宅での保護、または動物愛護センター等への引き渡し

となります。
ではその流れを見ていきましょう!

首輪や迷子札を確認する

首輪や迷子札

まずは、首輪やハーネスに連絡先が書かれていないか確認しましょう。迷子札がついていると連絡先がわかりますね。飼い主さんの名前や電話番号が書かれているかもしれません。
連絡先がわかるものがあれば、まずはそこに連絡してあげて下さい。もし連絡がつくようであれば、家に帰してあげることができます。
登録番号がわかるIDタグや狂犬病の予防接種を受けた際に交付される鑑札をつけていることもあるので、もしそういったものがついていたらその管轄へ連絡をしましょう。
そこで飼い主さんを特定することができるので、連絡してもらうことができます。

犬用マイクロチップ

最近では、犬用のマイクロチップを埋め込んでいる子もいます。
マイクロチップとは米粒2粒分ほどの大きさの電子標識器具のひとつです。専用の埋め込み器で皮膚の下へと埋め込みます。
マイクロチップには飼い主の名前、ペットの名前、住所、電話番号、性別、種別など様々な情報をいれることができます。
ただし、マイクロチップは読み込みをする機械がないと情報を読み取ることができません。マイクロチップを読み込むことができる場所は、読み取り器のある動物病院や保健所、愛護センターなどです。
まずは、近場の動物病院に「迷い犬を拾ったのですが、マイクロチップがあるか確認できますか?」と電話などで聞いてみてください。
もしマイクロチップが入っていれば、飼い主を特定することができるかもしれません。

迷子か捨て犬かわからない場合

例えばダンボールにいれられて手紙が添えてあり、内容が犬を捨てたというものであれば捨て犬だとわかりますね。しかしそれはかなり稀だと思います。
基本的に拾った犬は迷子だと思って対処したほうが良いでしょう。
もし首輪や鑑札、マイクロチップなどがつけられていて、飼い主さんを特定できる場合そのまま飼い続けてしまうと、「占有離脱物横領罪」という罪になってしまいます。
なので拾った犬の場合、各機関に連絡した上で、自分のうちの子にするかどうかを決めましょう。
では首輪や鑑札、マイクロチップがない場合にはどうするのかを見ていきましょう。

各地管轄の動物愛護センターか交番への届け出る

首輪や迷子札がない、マイクロチップを読み取れる場所が近くにない、などという場合は、お住いの地域の動物愛護センターや交番へ届け出て下さい。

動物愛護センター

地域にもよりますが動物愛護センターでは、マイクロチップの読み取りや届け出があった動物の情報をWebサイトへの掲載、譲渡会などを行っています。
しかし、動物愛護センターという名前から勘違いしがちですが、保護するだけではありません。殺処分も行っていますので、保護した動物の保護期間が過ぎれば止む得ませんが殺処分を行います。

交番

ペットは法的には、「遺失物」という扱いになります。落とし物や忘れ物と同じ扱いですね。
ただ、生き物なので他の遺失物とは少し扱いが異なり、交番で保存・保護するのではなく保健所や動物愛護センターへ預ける場合が多いようです。
その場合、一定の期間がすぎると殺処分される可能性もあります。
基本的に動物愛護センターや交番に届け出る場合、拾った人が預からない限り殺処分される可能性が高いです。
その施設の収容状況にもよりますが、大体10日ほどで殺処分となります。
そのためもし自宅で預かれる場合は、届け出だけをして連絡を待つという方法をとるのが良いかと思います。

自宅で預かる場合

自宅で預かる場合はペットシーツやペットフードなどが必要になります。
1〜3日ぐらいであれば、愛犬のものや貰い物でどうにかなるかもしれませんが、長期間となった場合は買い足さなければなりません。
また、ノミ・ダニや体の汚れなど衛生面を改善する必要がある可能性もあります。その他にも病気になっていないか検査してもらうこともオススメします。持病がある場合は、それに応じた対応が必要になるかもしれないからです。
もしも自宅で預かれないのなら、一度ボランティア団体などに相談してみるのもいいかもしれません。相談に乗ってくれところや、一時的に保護してくれところもあります。
ひとりで抱え込まずにいろんな機関、団体に相談してみてください。

まとめ

全体的な流れはわかったでしょうか?
いきなり犬を拾ってしまうと焦ってしまうので、おおまかにわかっておくといいですね!
焦らずにひとつひとつ確認しながら対処していきましょう。