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 ある「ぽっちゃりタレント」が、妊活のためにダイエットに励んでいるというウワサがある。海外では、肥満女性には不妊や流産が多いという話があるからだという。

 先ごろ、世界一体重の重い女性を目指していたアメリカ人女性が、妊活のために記録達成をあきらめたというニュースがあった。女性は体重300キロを超え、ギネス公認世界記録である330キロを超えようと、高カロリー食を取る様子をネットなどで公開していた。

 ある日の食事ではスコーン6個、ホットドック6本。ボールいっぱいのキャラメル、シェイク10キロ、チキンサンド4個、ダブルチーズバーガー4個、大盛りポテトフライ、チキンナゲット30個のほか、さらにマカロニチーズやタコスを食べ、デザートはアイスクリーム5キロという、大食いタレントもびっくりの量だ。大相撲の幕内力士の平均体重がおおよそ160キロ前後だから、300キロといえば力士であっても前代未聞の超重量級の部類。

 しかし、過去2度の流産を経験していた彼女は3度目の妊娠を機に、肥満による流産を危惧して体重増を諦め、一転してダイエットに励み、妊娠25週目までに90キロの減量に成功したという。

 日本の芸能界では渡辺直美が大ブレークしたあたりから、ぽっちゃり女性タレントの需要も増加。最近では、ブルゾンちえみのぽっちゃりしたボディラインを強調したファッションを真似する女子高生も出てきているほどだ。ただ、中には既婚者で妊活をしているぽっちゃり系女性タレントもいて、ひそかにダイエットをしているという。

「ぽっちゃりタレントで妊娠を機に12キロも痩せた女性」が所属する芸能プロのマネジャーによると、「仕事の都合上、表向きダイエットをしているとは一切言ってない」という。

 確かに、体重86キロだったといわれるお笑い芸人の森三中・大島美幸も2度の流産を経験した後、ダイエットに取り組んで出産に成功したという話もある。

 肥満と妊娠の関連性について、社団法人日本産婦人科医学会に問い合わせたところ、アメリカ国立医学図書館の論文「肥満指数のIVF処置結果に対する効果:更新された組織的チェックと展望研究」を紹介された。こちらの結果によると、1966年から2010年にかけて約4万8,000件のデータを調査した結果、BMI(肥満指数)と流産の間には有意な関係があると結論付けられている。

 ある医師は「アメリカでは肥満女性だと胎児染色体が正常でも流産してしまう確率が高いという研究結果があって、母体の環境が悪化するともいわれてます。流産との関連性はいろいろな学説がありますが、産道にも脂肪がつき狭くなってしまっていて自然出産ですと難産になりやすいという指摘もあります。肥満自体がそもそも不健康でもあるので、体調に合わせたダイエットには賛成ですね」と話している。

 300キロ女性の話は極端にしても、肥満女性は流産しやすい……という話が広まれば、女性芸人のぽっちゃり傾向にも影響するかもしれない。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER)