10日、参考消息はG20サミット会期中に行われた日中首脳会談について伝えた。資料写真。

写真拡大

2017年7月10日、中国紙・参考消息はドイツのG20サミット会期中に行われた日中首脳会談に対する日中両国メディアの評価を伝えた。

8日に行われた日中首脳会談について、日本メディアは重点が信頼関係構築に置かれたと報じている。安倍晋三首相は一帯一路構想への協力の意向を示し、関係改善の契機としたい姿勢を見せた。習近平(シー・ジンピン)国家主席も日本の協力に歓迎を示している。ただ、尖閣諸島問題や台湾問題が依然として存在しており、関係改善はなおも模索の段階だ。両首脳は握手の際に笑顔を見せず、習主席は日中韓3カ国首脳会談の日時に具体的な言及をしなかった。日中関係の改善はなおも予測が難しい状況だ。

また、日本メディアは両首脳による会談前の記念撮影で背後に両国の国旗が掲げられたことを伝えた。外務省によると、日中首脳会談前の記念撮影で国旗をバックにするのは今回が初めて。日本メディアは「両国関係改善の兆候を示している」と伝えた。

さらに、和やかな会談のムードを作りだそうとした安倍首相には、外交成果によって支持率の挽回を図りたいとの算段があったとの分析も紹介している。

一方で、新華社は「現在の日中関係はもちろん正常ではない。両国首脳は引き続き信頼ムードづくりに努力することだろうが、その道は遠い。G20サミットたった1度だけでは明らかに不十分だ」と報じている。(翻訳・編集/川尻)