中国スーパーリーグ(1部)の試合でプレーする上海申花のカルロス・テベス(中央左、2017年3月5日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】中国スーパーリーグ(1部)の上海申花(Shanghai Shenhua)は、終盤に2-2の引き分けに持ち込んだ江蘇蘇寧(Jiangsu Suning)との試合が八百長を疑われていることについて、訴訟を起こす構えをみせている。

 江蘇蘇寧のファビオ・カペッロ(Fabio Capello)監督就任後初白星がお預けに終わった8日の一戦について、その結果がインターネットで八百長であるとうわさされていることを受け、上海申花はクラブの名誉を汚すものだと主張した。

 上海申花は9日に声明を発表し、「うわさに惑わされないで」とファンに呼びかけると、「試合の前後に、申花と相手チームが結果を操作したとのうわさがあちこちで流れている」とつけ加えた。

「これがチームや指揮官が敗戦を指示されてやったパフォーマンスだというのか? 最近は一部の人間が、不純な動機で事実無根のうわさをたくさんでっち上げている。彼らはサッカーや申花を混乱に陥れることを望んでいる」

「申花ファンの皆さんに心からお願いする。どうかわれわれの経営陣、コーチングスタッフ、そして選手全員を全面的に信頼してほしい。これから専門の弁護士チームを立ち上げ、あらゆる法的手段を用いて、これらのうわさに関与した人物を捜していく」

 元イングランド代表指揮官のカッペロ監督をはじめ、ブラジル代表のラミレス(Ramires Santos do Nascimento)やアレックス・テシェーラ(Alex Teixeira)の獲得に莫大な資金をつぎこんだ江蘇蘇寧は、上海申花との試合の前半に呉曦(Xi Wu、ウー・シー)とテシェーラの得点でリードすると、待望の勝ち点3の獲得に近づいたかと思われた。

 しかし、けがに悩まされているカルロス・テベス(Carlos Tevez)を再び欠く中で上海申花は、後半37分にコロンビア代表のジョバンニ・モレノ(Giovanni Moreno)の得点で反撃を開始。同選手はアディショナルタイム4分に同点のヘディングシュートをたたきこみ、重圧にさらされているグスタボ・ポジェ(Gus Poyet)監督を歓喜させた。

 得失点差で最下位を抜け出したものの、江蘇蘇寧の指揮官に就任して以降リーグ戦で4敗2分けとなっているカッペロ監督は、「勝てた試合だったし、この結果は本当に残念だ」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News