食中毒はとにかく苦しいものです。万が一かかってしまった時のために、その種類を見極めて原因を突き止め、適切に対処する方法を知っておきましょう。こうした知識があれば、つらい食中毒の間も、多少は気分が楽になるはずです。

食中毒の症状が現れた時には、まずは、脱水症状を防ぐため、水分補給を欠かさないよう気をつけてください。また、同居している人たちに感染を広げないよう、できる限り努力しましょう。

大半の人は、食中毒には種類があることを知らないはずです。重い症状が何日も続くようなら、その原因は「古いブリトー」を食べたせいではないかもしれません。消化器系に根付いた、より深刻なタイプの感染症の恐れがあります。1日か2日経っても具合が良くならないなら、医療機関で診察を受けてください。

2017年4月に公開された「The Naked Scientist」のポッドキャストでは、誰でも経験する食中毒について、2つのタイプに分けて説明しています(食中毒の話題が出てくるのは40分30秒以降です)。

不適切に調理された、あるいは保存状態が悪い食べ物によるもの:これは症状が起きるのが早く、原因となるものが体内に滞留している時間も短いのが特徴です。多くの場合、細菌がつくりだす毒素によって症状が引き起こされます。こちらのタイプは一般的に、それほど深刻なものではありません。まあ、そう言われたからといって、食あたりのつらさが和らぐわけではないですが。

細菌感染によるもの:こちらはサルモネラなどの細菌が消化器系に取り込まれ、生きたまま胃を通過し、腸の細胞を攻撃するものです。症状そのものは先ほど説明した1つ目のタイプとそれほど違いませんが、長く続く上に、場合によっては命に関わる恐れがあります。

どちらのタイプにせよ、食中毒になるのは避けたいものです。感染のリスクを減らすためには、食べ物の取り扱いにできる限り気をつけましょう。肉などはよく火を通すことや、調理器具などを介して病原菌がほかの食物に付着する二次汚染を防ぐことを心がけてください。