マンUにも在籍した元北アイルランド代表MF サッカー界で異例の転身が話題に

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ノーウィッチで161試合に出場したマルリン 2008年に引退後、信仰の道を選ぶ

 どんなフットボーラーにも現役引退後、セカンドキャリアが待っている。

 トップチームの指導者になれるのはほんの一握りで、解説者、タレントやビジネスマンに転身する例もある。そんななか、かつてマンチェスター・ユナイテッドでデイビッド・ベッカムらスーパースターとプレーした元北アイルランド代表選手が異例の転身を遂げて、話題になっている。

 フィリップ・マルリンは、名門マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身。1996年から99年まで所属し、ベッカム、元イングランド代表MFポール・スコールズ、同MFニッキー・バットらとともにトップチームで将来を嘱望されたが、リーグ戦出場はわずか1試合に終わった。1999年にノーウィッチに移籍し、リーグ戦161試合出場18得点と活躍。ユナイテッドを離れた後は4クラブを渡り歩き、2008年にスパイクを脱いだ。

 だが、マルリンは引退後、普通のフットボーラーとは違うキャリアを描いた。引退後は信仰の道を選ぶと、9日にローマ・カトリック教会から正式に司祭として任命された。

 地元紙「デイリー・ミラー」はマルリンの転身を特集。「かつて年収60万ポンド(約8800万円)を手にした男は、信仰的な人生に没頭することになった」と報じている。

 ダブリン市内の教会でマルリンは、ジョセフ・オーガスティン・ディ・ノイア大司教に任命された。“夢の劇場”と呼ばれたオールド・トラッフォードで過ごした男の転身は、スペイン紙「マルカ」でも特集されるなど、大きな話題となっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images