8日、韓国・ニュース1は、7日から2日間の日程で開催された主要20カ国・地域(G20)サミット出席のためドイツを訪問した韓国の文在寅大統領の人気ぶりを伝えた。写真は文在寅大統領。

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2017年7月8日、韓国・ニュース1は、7日から2日間の日程で開催された主要20カ国・地域(G20)サミット出席のためドイツを訪問した韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の人気ぶりを伝えた。

文大統領のG20サミット出席を機に会談を要請した首脳は電話会談を含めて約20カ国。この中で公式会談の要請を行った国は14カ国に上った。またサミット2日目の8日には当初予定になかったカナダのトルドー首相との会談日程が急きょ追加されるなど、文大統領に対する各国首脳の高い関心がうかがえた。複数の韓国大統領府・政府関係者も、「文大統領は各国首脳からかなりの人気を集めている」と明かしたという。

文大統領への関心の高さについて、ニュース1は「文大統領が最近就任したトップだけに、顔合わせのためと解釈される」とするとともに、「ろうそく革命(朴槿恵〈パク・クネ〉前大統領の退陣を求め、韓国で行われていた集会)と弾劾という政治の激変状況を経て当選したという点で、(各国首脳が)高い関心を持っている」と分析した。

こうした分析の根拠としては、文大統領が先月末からの訪米の際、ワシントン特派員懇談会で「トランプ大統領が自分を大いにもてなしてくれた。ろうそく革命の印象が深かったのか、平和的政権交代によって就任した大統領という点で、とても尊重してくれた」と話したことや、5日のドイツ・メルケル首相との会談で、メルケル氏が「弾劾の困難を経験し、韓国民主主義が成熟したことを示すことを評価する」と述べたことが挙げられている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは3000を超えるコメントが集まっているが、文大統領の人気ぶりを歓迎するコメントが多くを占めた。コメント欄には、「誇らしい私たちの大統領」「彼がいてくれて心強い」「人権運動と民主化運動をしていたキャリアは、先進国では歓迎される」「やはり世界の首脳は人を見る目がある」など、文大統領と、文大統領を評価している各国首脳への好意的な意見が並んだ。

また、「文大統領の会談日程は、朴槿恵の3倍はありそうだな」「朴槿恵政権のことはもう忘れよう。今、国格がよみがえる」など、朴槿恵前政権に言及するコメントもみられた。

その他、「就任してから休む間もなく働いていて、心強いながらもお体が心配になる。健康に気を付けて」と文氏の体調を気遣う声もあった。(翻訳・編集/三田)