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暑い夏を快適に過ごすために活用したいのが扇風機だ。省エネ性が高いだけでなく、風を細かくコントロールできる「DCモーター」を搭載したことで、数年前から大きく見直され始めた。最近では基本性能やデザインだけでなく、機能が大幅に進化したモデルも登場している。風の直進性の高い扇風機なら、エアコンと組み合わせてサーキュレーターとして使うこともできる。今回は数ある中から、3万円前後のモデルを中心に比較してみたい。



三菱電機

SEASONS R30J-DU

実勢価格:3万2450円

航空機などの低騒音化対策としても応用されている、先端が滑らかに湾曲した7枚羽根の「エクストラウィングレットファン」を採用する扇風機。ファンガードのパターンを羽根の回転とは逆方向にし、約10m付近まで風を飛ばす「ロング気流ファンガード」を採用している。高さは約58cm、約102cmの2段階に対応。上下最大100度、左右最大180度の動きを立体的に組み合わせて、ウェーブしながら首を振る「3D立体首振り」も大きな特徴だ。風がまっすぐ進むことからサーキュレーターとしても使えるため、1年中を通して活用できる。

風の快適さ



【 近距離で風速をチェック 】



体感ではそれほど強く感じなかったが、約1mの距離で約2.71m/sと風速はなかなか。動作音は約52.4dBと、7機種中最も静かだった。

【 少し離れた場所で風速をチェック 】



約2mでは約1.86m/s、約3mの距離では約1.15m/sの風速を計測した。少し離れた距離ではバルミューダとほぼ同等の風速だった。

使い勝手の良さ



【 操作パネルやリモコンの使い勝手をチェック 】



汚れが付いてもすぐに拭き取れるシートタイプのリモコンを採用している。本体ベースの右側の収納部にリモコンを収納できるようになっている。



上下首振りは2パターン、横首振りは3パターンと、細かく角度を調節できるのが魅力。切タイマーと入タイマーも同時に使うことができる。

その他の注目機能





風向を上下左右に自在に変えられるのが魅力。他社に比べても大型ではあるものの、サーキュレーターとして1年中使うことができる。

IT・家電ジャーナリスト/安蔵 靖志の評価





高さ調節が難点ではあるが、使いやすくてデザインも良し

風の直進性が高いため、サーキュレーターとして1年中使える扇風機。静音性も魅力だが、体感では数値以上に静かに感じられた。高さが約58cmと約102cmの2段階にしか変えられないのが難点だが、操作ボタンもリモコンも使いやすい。パナソニックと同様、左右だけでなく上下の自動首振り機能も備えているが、こちらは角度がより細かく変えられるのがうれしい点だ。日立と同様、首振りボタンとは別に「向き変更」ボタンを用意しており、風向きを細かく調節できるのも魅力となっている。

安蔵 靖志/IT・家電ジャーナリスト 家電製品総合アドバイザー、AllAbout 家電ガイド。KBCラジオ「キャイ〜ンの家電ソムリエ」にも出演中。

※『デジモノステーション』2017年8月号より抜粋

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