7日、韓国・アジア経済などによると、韓国の朴槿恵政権で最後の女性家族部長官を務めた姜恩姫氏が、7日の退任を前に元慰安婦らを訪ね「日本政府は謝罪した」と発言したとして波紋を呼んでいる。写真は日本からの謝罪を求め在韓日本大使館前で行われている集会。

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2017年7月7日、韓国・アジア経済などによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権で最後の女性家族部長官を務めた姜恩姫(カン・ウニ)氏が、7日の退任を前に元慰安婦らを訪ね「日本政府は謝罪した」と発言したとして波紋を呼んでいる。

韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)の尹美香(ユン・ミヒャン)常任代表は自身のフェイスブックで「姜長官が6日の午後5時過ぎ、連絡もなしにソウル・麻浦(マポ)にある挺対協憩いの場『平和のわが家』を訪れた」と明らかにした。

尹氏は「(元慰安婦の)金福童(キム・ボクトン)さんが食事をしていたが、食事もろくにできずにお客様をお迎えした」と指摘、「あきれたことに(姜長官が)『日本政府は謝罪した』と話したため、金福童さんが『そんなうそつくな』と逆上したそうだが、これが金さんを完全に無視して愚弄(ぐろう)したのではないとしたら何なのか」と主張した。

これを受け姜氏側は「6日の夕方、新任の女性家族部長官が人事聴聞会を通過しており、金さんがご病気という話も伺ったため、最後にあいさつしようと思い訪問した」とし、「金さんが『日本は謝罪しなかった』と話したので、『(日本の)もう少し誠意のある措置が必要だが、合意当時、岸田(文雄)外相が謝罪した事実はある』程度の言及をしたもの」と釈明した。

昨年1月に朴政権で女性家族部長官に就任した姜氏は7日の離任式を最後に退任、同日、鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)氏が新長官に就任した。

姜氏側は発言を否定しているものの、元慰安婦を激怒させたという言葉に、韓国のネットユーザーからも多くの怒りの声が寄せられている。記事のコメント欄には、「国民をばかにしてるの?」「同じ女性として恥ずかしい!」「静かに去ればいいものを。最後までおばあさんたちをばかにする意図は何?」「日本に行って閣僚の座でも探したら?」などの声が並んだ。

また、「槿恵政権にはまともな人がいなかったんだね」「よくもここまでみんな槿恵に似たもんだ。類は友を呼ぶ」といった前政権を非難する声や、「公職者が本分を忘れた時、国籍剥奪などの行政措置ないし刑罰を与えるなどの論議が必要」「女性家族部は女性の人権と権利を守るためにつくられたのに、やったことと言ったら元慰安婦たちをたぶらかしただけ」といった指摘もあった。(翻訳・編集/松村)