福岡県の古代遺跡「宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界文化遺産に登録されることがきのう9日(2017年7月)、ポーランドで開かれたユネスコの委員会で決まった。諮問機関段階では除外されていた宗像大社などもふくむ8資産が一転、関連性を認められ、すべて登録となる。

4世紀から9世紀の朝鮮半島との海上交流で航海の安全を祈った「神宿る島」だ。それだけに1000年を超して守られてきた掟がある。

女人禁制、持ち出し禁止など厳しい慣習

一つが女人禁制、女性は島に入れない。男性も通常は上陸が許されておらず、島に入る時は衣服を脱いで海でみそぎをしなければならない。「不言様」(おいわずさま)といい、島内で見聞したことをもらしてはいけない。石や樹木などすべてのものを島外に持ち出すことも禁じられている。

こうした慣習と、世界遺産登録のたびに繰り返されてきた観光ブームとをどう調整するかが課題となる。

橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「大切な掟だと思う。大変なのはこれから。大事にされてきたものがおかしくならないか心配だ」

司会の加藤浩次「しっかり守ろうということですからね」