“しなければ”という呪文から解放されて“したいこと”に焦点を当てよう



頑張り屋さんのお母さんは家事も完璧に、そして子どもにとって良いことは全部を取り入れてしっかり子育てをしたい!と力が入ってしまうことがあるかもしれません。でも上手く事が運ばず疲れてしまうならば、こだわる視点を変えてみてください。絵本の読み聞かせが上手くできる時は親子共に穏やかな気持ちで向き合える時です。負担に感じるならば“しなければ”というこだわりをやめていいのです。

絵本を読む一番の効果は、親子のコミュニケーションがとれること



絵本はなぜ良いのでしょう?「言葉の発達を促すから?」「想像力を養うから?」もちろん両方です。たくさんの言葉で語りかけると子どもの語彙力は上がります。また絵本の主人公になりきることでイメージを膨らませ、想像力が豊かになります。でももっと大切なのは、親子のコミュニケーションがとれるということです。お母さんが子どもを膝の上に乗せて優しい声で読み聞かせてあげることで、子どもは幸せを感じます。

ふれ合いながらお母さんを独占できることで、子どもの心は満たされます



料理をしながら、スマホをさわりながら絵本を読むことはできませんね。絵本を読んでもらう時間は子どもがお母さんを独占できています。それこそが子どもの心を満たすのです。子どもは10分ほどの短い時間であってもお母さんとふれ合い、真剣に向き合ってもらうことで心が穏やかになります。ふれ合いながら心を通わすことを専門用語で“アタッチメント”といい、子どもの穏やかで豊かな心を育てるのに大切なコミュニケーションです。

絵本が読めなくても、ふれ合いと言葉掛けで同じ効果が得られます



絵本を読むことの目的がアタッチメントであるならば、方法は他にもあります。絵本を読む時間がなかった日は、お風呂に入った時などに優しく背中をタッチしてあげながら「膝すりむいてるね。今日は何して遊んだの?」「髪の毛が伸びてきたかな」など、気づいたことをどんどん言葉にするのです。それは「いつもあなたに関心があるのよ」というメッセージになり、絵本を読むのと同じようにお母さんからの愛情がしっかり伝わります。

今日の1日1成長



大切なのは親子のコミュニケーション。絵本にこだわらなくても大丈夫です子ども会話力も1成長、お母さんの愛情も1成長。田中京子(文)森みきこ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/