女子ゴルフ欧州ツアー、欧州女子タイ選手権3日目をプレーするタイのアッタヤ・ティティクル。Ladies European Tour提供(2017年7月8日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】女子ゴルフ欧州ツアー、欧州女子タイ選手権(Ladies European Thailand Championship 2017)は9日、タイ・パタヤ(Pattaya)のフェニックスゴールドゴルフ・アンド・カントリークラブ(Phoenix Gold Golf and Country Club)で最終日が行われ、タイのアッタヤ・ティティクル(Atthaya Thitikul)が、プロゴルフ大会における史上最年少優勝者に輝いた。

 18番で冷静にパットを沈めてアナ・メネンデス(Ana Menendez、メキシコ)を退けると、わずか14歳4か月のアマチュアが成し遂げた快挙に観客は息をのんだ。アッタヤの優勝は、2012年6月に14歳9か月3日の若さでカナダで行われた大会を制したブルック・ヘンダーソン(Brooke M. Henderson、カナダ)の記録を破った。

 さらにアッタヤは、2013年のニュージーランド女子オープン(ISPS Handa New Zealand Women's Open 2013)を15歳9か月17日で優勝したリディア・コー(Lydia Ko、ニュージーランド)の欧州女子ツアー(Ladies European Tour)記録も更新。地元メディアによると、今年2月20日に14歳になったばかりのアッタヤは、6歳の時に初めてゴルフクラブを手に取ったという。

 恥ずかしがり屋ながらも、常に笑顔を絶やさないアッタヤは今大会、初日を「70」の2アンダーで発進すると、2日目に「71」、3日目は「70」をマーク。最終日は25歳のメネンデスと1打差の2位で迎え、フィニッシュラインを視界に捉え続けなくてはならない困難な仕事に直面した。

 フロントナインは1バーディー、2ボギーのスタートだったアッタヤだが、メネンデスが4ボギーをたたいたことにも助けられると、プレッシャーを感じる様子も見せずにバックナインでもバーディーを1つ決め、最後はパーパットを落ち着いて入れた。

 タイ西部のラチャブリー(Rachaburi)県出身のアッタヤはラウンド後、報道陣に対して「とても誇りに思うし、今週のスコアと勝利は非常にうれしい」、「すごく興奮している。ありがとうございます」とやや片言の英語で話した。

 しかしながら、アマチュア選手は賞金を手にすることができないため、2位に入ったメネンデスが今大会の優勝賞金4万5000ユーロ(約586万円)を、3位のホイットニー・ヒリヤー(Whitney Hillier、オーストラリア)が2万7500ユーロ(約358万円)を獲得している。
【翻訳編集】AFPBB News